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R4県西土地改良通信第4号 総上(ふさかみ)小学校2年生及び5年生の稲刈り体験に合わせて農業農村整備事業のPRを行いました。

令和4年9月30日(金曜日)に下妻市立総上小学校の2年生及び5年生の稲刈り体験に合わせ、当所から農業農村整備事業のPRを行いました。2年生と5年生それぞれの教室で、農業農村の色々な機能や水田の工事、用水路等での事故防止について説明しました。

小学生は、農業農村が持っている「食べ物を育てる」といった、様々な機能について興味を持って聞いている様子でした。また、稲の田植えから収穫までの流れを体験し、農業の楽しさや大変さを理解することができ、とても有意義な機会となったようです。

県西農林事務所では、今後も小学生を対象とした農業農村整備事業のPRを行いたいと思います。

当日の説明内容

農業農村の色々な機能について

1.食べ物を育てる。

農業農村には、米、野菜、畜産等の食べ物を育てる役割りがあります。

2.美しい景観を守る。

水田や畑を放置すると耕作放棄地になってしまい、元通りにするのが大変になってしまいます。農業を行うことにより、美しい農村の景観を保つことができます。

3.生き物を育む。

水田や畑には、ドジョウやカエルといった多様な生き物が生息しています。

4.災害を防ぐ。

水田には、雨水を一時的に溜める機能があり、下流域の洪水被害リスクを低減することができます。

水田の工事について

水田の工事について、総上小の近くで実施中の総上・豊加美地区の施工前と施工後の写真を比べて説明を行いました。水田の区画を整理、農道の整備をすることで、農業用機械が使いやすくなり、農家の作業効率が上がります。
 
二年生 5年生
2年生への農業農村のPR 5年生への農業農村のPR

稲刈り体験

稲刈りの様子

稲刈り体験は、(株)ライス&グリーン石島の石島氏と総上小学校とで約25年前から行われています。

今年も、石島氏の指導のもと、5年生が2年生に稲刈りのやり方等を教えながら行いました。稲刈りから脱穀、乾燥までの作業を体験できました。

稲刈り 脱穀
稲刈り体験 コンバインによる脱穀

もみの山を作ることで、空気と接する面積を増やしもみの乾燥を早めます。またその際に、足で混ぜてもみの感触を体験しました。

落ち穂拾い 乾燥
落ち穂拾い もみの乾燥作業