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更新日:2021年3月29日

事例紹介:株式会社横山鍍金

「全社員参加のBCP」で

BCPへの意識向上と実効性向上

御社の事業内容について教えてください。

代表取締役山秀樹

代表取締役横山秀樹大正9年の創業以来、水戸市において金属表面処理業(メッキ)を営んでおります。“丁寧な仕事”を心掛け、県内はもとより、県外のお客様とも永くお取引をさせて頂いております。電気ニッケルメッキ、亜鉛メッキ、無電解ニッケルメッキ、ステンレス電解研磨など各種メッキを少量品から量産品まで、小さい製品から大きい製品(重量物)までお客様のご要望に応じたメッキを行っております。

今回BCP策定に取り組まれた理由を教えてください。

東日本大震災では、メッキライン、排気ダクト、建屋(工場・事務所)外構の破損など多大な被害を受けました。メンテナンス業者など周囲の多くの方々に助けて頂き、社員一丸となって復旧作業を行ったところ、お客様への対応は通信手段が安定した発災3日後から可能となりましたが、完全復旧が出来たのは3週間後となりました。

復旧後、お客様の信頼や社員の生活基盤を損なうことになりかねない状況にあったことに気付き、改めてお客様への供給責任、会社の存続性の重要性を再確認しました。その後、何らかの対策の必要性は感じておりましたが、手つかずの状態でいたところ、県や取引先企業の紹介もあり、参加いたしました。

BCP策定の過程で、どのような検討をされたのかその経緯をお聞かせください。

事業・業務分析から行い、経営資源分析では現場の協力を得て、震災で被害を受けた個所・脆弱な個所を洗い出し、早期に復旧するために必要な部材・購入先・メンテナス業者のリストアップなどを行いました。

復旧個所の優先順位決定、最小限の被害に留めるための改善個所の特定、避難経路などの取決め等を行うなかで、社員への連絡網の取決めがないことに気づきました。災害時は営業中であり全社員が社内にいたため、安否確認は問題なくできましたが、社員の家族との連絡が困難であった為、緊急時における会社と社員・社員の家族の連絡先、避難場所などを携帯用BCPにまとめ配付しました。

また、社長不在時の対応として代行者の任命、負傷者の対応として近隣の病院、AED設置場所のリストアップをし、お客様から復旧の問合せが多数あったことから、ホームページを利用し情報を発信する体制を整備しました。

苦労されたポイントや、新たな気づきはありましたか?

通常業務を行いながらのBCP策定は予想以上に大変であり、また常日頃、目にしている設備、施設、作業内容等を文章で表現することの難しさを改めて感じました。

BCPの文書化では、定期的な打合せの時間が取れないなか、事務員が中心にまとめ、現場のことに関しては工場長を始め、作業員がよく協力してくれたと思っています。

BCPを策定したご感想をお願いします。

社員連絡網を作成する中で通信手段の検討や個人情報の扱い等に悩みましたが、コンサルタントの方々の指導のもと策定することができました。

緊急時の行動指針など不明瞭であった細かい点を明確にでき、本支援事業に参加して良かったと感じております。3名のBCP策定メンバーで検討を始めましたが、策定が進むにつれ他の社員も参加し、最終的には会社全体の取組みとなり、BCPに対する意識向上につながりました。

 

会社情報

称号: 株式会社横山鍍金
本社所在地: 茨城県水戸市吉沢町827-1
設立: 1968年5月設立(1920年2月創業)
資本金: 1,000万円
従業員数: 18名
代表者: 代表取締役山秀樹
事業内容: 金属表面処理(メッキ)業
URL: http://www.yokoyama-mekki.com/

(2014年11月末日現在)

このページに関するお問い合わせ

産業戦略部中小企業課団体支援

茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3554

FAX番号:029-301-3569

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