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ページ番号:71954
更新日:2025年3月17日
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技能検定は、労働者の有する技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度であり、労働者の技能と地位の向上を図り、ひいては我が国の産業の発展に寄与しようとするものであって、職業能力開発促進法(昭和44年法律第64号)に基づいて実施されています。
技能検定は、労働者の技能習得意欲を増進させるとともに、労働者の雇用の安定、円滑な再就職、労働者の社会的な評価の向上に重要な役割を有するものです。
技能検定は、厚生労働省(外部サイトへリンク)が毎年定める実施計画に基づき、中央職業能力開発協会(外部サイトへリンク)が試験問題等の作成を行い、試験の実施については各都道府県が行うこととされています。また、各都道府県の業務のうち、受検申請書の受付や試験実施等の業務は、各都道府県職業能力開発協会(外部サイトへリンク)が行っております。
技能検定は昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、令和6年度現在133職種(PDF:229KB)について実施されています。
技能検定には、特級・1級・2級・3級に区分するものと等級区分しない単一等級があります。
等級 | 技能検定の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度 |
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特級 | 検定職種ごとの管理者又は監督者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
1級 | 検定職種ごとの上級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
2級 | 検定職種ごとの中級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
3級 | 検定職種ごとの初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
単一等級 | 検定職種ごとの上級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
その他、外国人研修制度における外国人研修生に対する研修成果の評価、技能実習制度における技能実習生に対する取得された技能等についての認定に活用されるものとして随時3級、基礎級があります。
等級 | 技能検定の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度 |
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随時2級 |
検定職種ごとの中級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
随時3級 |
検定職種ごとの初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
基礎級 |
検定職種ごとの基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及びこれに関する知識の程度 |