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更新日:2023年8月4日

 

 知事定例記者会見における発言要旨230804

この資料は、県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。

 

知事定例記者会見の動画は、こちらから視聴いただくことができます。 

いばキラ(外部サイトへリンク)

 

カジキ釣り国際大会を中心とする総合イベントの開催について

配布資料(PDF:5,347KB)

特別支援学校の新設について

配布資料(PDF:1,452KB)

ビッグモーター店舗前の街路樹について(1)

高速実験炉「常陽」について

福島第一原子力発電所の処理水問題について

グローバル戦略について

県有施設・県出資団体等調査特別委員会について

ビッグモーター店舗前の街路樹について(2)

(作成:報道・広聴課)
令和5年8月4日(金
曜日)
10時45分~11時15分 会見室

 カジキ釣り国際大会を中心とする総合イベントの開催について

NHK(幹事社):よろしくお願いします。幹事社のNHKです。

 今日は発表事項があるということなので、先によろしくお願いします。

知事:二つほど発表事項ございます。一つ目は、まず、昨年初めて行われたカジキ釣り国際大会を中心とする総合イベントの開催、今回2年目になりますけれども、その発表をさせていただきたいと思います。

 昨年に引き続き、外国人も参加するカジキ釣りの国際大会、こちらを中心とする総合イベントを、また今年も開催をしたいと思います。今年は規模を拡大し、かつ日程、それからイベント開催地、この二つを広げて、規模を拡大していくということでございます。2日間から3日間、前回はちょっと悪天候のために2日間の予定が1日に短縮されてしまいましたが、今回はもう最初から3日間という予定に広げてまいります。それから開催地も大洗だけではなく、ひたちなか市も含めて様々なイベントを実施していく、総合イベントという形にしていきたいというふうに思います。

 ひたちなか市では、18日にはカジキの解体ショーであったりとか、あるいは、19日には室屋義秀さんのエアショーでありますとか、それから表彰式パーティーなども行われる予定になっております。名称も大洗だけではなく、ひたちなかも入りましたことから、フィッシングフェスティバル・イン・ひたちなか・大洗リゾートという形で名称も変更しております。賞金設定も300万円と、このようなカジキ釣り大会では珍しい高額の賞金設定も企業の協賛金を使って実施する予定でございます。これは前回と変わりません。

 外国人の方も、今回も参加されております。オーストラリアからのアル マクグラシャンさん、それから、アメリカのハワイからグレン ウエダさん、台湾からも釣りのインフルエンサーがお2人参加いただいております。国際ゲームフィッシュ協会の代表メンバーの方も、オーストラリアとかハワイの方もメンバーになっておりますので、今後こういう方を通じて、ひたちなか・大洗のこのカジキ釣り大会が発信されることが期待できるというふうに考えております。

 日本人のほうでも、本県出身のプロンアングラーの鈴木さんでありますとか、昨年と同じ、元横浜ベイスターズ、シアトルマリナーズで投手をされていた佐々木主浩様、前回、もう少しのところでカジキを獲り逃したということで、そのリベンジという形で、今回も参加いただけることになりました。それから、芸能界でも釣り好きで知られております松方弘樹さんの御子息の仁科克基さんとカジキングさんのコンビの方も参加いただくことになっております。

 そのほか様々なイベント、大洗マリンタワーの前の芝生広場を中心にイベントを実施します。トークショーであるとか、水戸工業高校のジャズバンドなどの音楽演奏でありますとか、それからカジキ関係のグルメフェアであるとか、茨城の漁業をPRするような海産物の提供であるとか、御当地グルメなども提供します。エアショーとかトークショーなども含めて、いろいろな方が楽しめるイベントになるものと考えております。

 参考までに、インターナショナルフィッシングフェスティバル実行委員会の概要でございます。ひたちなか、それから大洗、町長、市長にも御参加いただいて、関係団体とも連携しながらしっかりと運営をしてまいりたいというふうに考えております。参考までに、チラシなんかもこのように作っておりますので、御覧おきいただければと思います。一つ目は以上です。

NHK(幹事社):ありがとうございます。まずは幹事社のNHKから質問させていただきます。

 いろいろイベントが目白押しなんですけれども、知事の目玉だったりとか、ここを見てほしいだったりとかがあれば教えてください。

知事:たくさんあり過ぎて、皆さんいろんな方が楽しめるんじゃないかなというふうに思います。特に、今回参加隻数も増えて、ビルフィッシュの大会自体も非常に大きな盛り上がり、日程も増えたことで、釣果も大いに期待できるというふうに思っておりますので、それを期待いただきたいことと、前回は悪天候でできなかったエアショーも今回日程も増えたことから、皆さんに楽しんでいただけるんじゃないかなというふうに期待しております。

 いろいろ盛りだくさんのメニューですので、ぜひ、ひたちなか大洗リゾート構想の一助として、茨城県の観光地としての盛り上げに今後も期待していきたいというふうに思います。

NHK(幹事社):ありがとうございます。かなり大規模な大会になると思うんですけれども、期待したい効果だったりとか、あと会長としてはどんな大会にしていきたいか、そこら辺を最後お願いします。

知事:ちょっと先ほど触れましたが、我々としては観光地の磨き上げということを非常に重視しておりまして、ひたちなか・大洗というところは、海洋資源の非常に豊富な観光地としての非常にポテンシャル高い場所であるので、早い段階から県ではひたちなか大洗リゾート構想という構想を打ち出しております。こういう国際的なビルフィッシュ大会などを通じて、国内外の方々に、このひたちなかと大洗の魅力を発信していただいて、国内だけではなく海外でも有名な観光地としての知名度を上げて、国内のみならず、インバウンドのお客さんがたくさん来ていただけるような、そういう効果をぜひ目指したいというふうに思います。

NHK(幹事社):ありがとうございます。この件で幹事社からは以上です。

 各社さん、いかがでしょうか。

茨城:茨城新聞です。よろしくお願いします。

 昨年に続き2回目ということで、昨年は大体どのくらいの観光客の方がいらっしゃったか、もし分かれば教えてください。また今年については、どのぐらいの入り込みを目標として掲げているかとか、そういったものがあればお願いします。

知事:観光客数のほうは、私、把握してないので、後で。

事務局:昨年1日だけの開催でしたけれども、陸上イベントでは3,000人の来場があったと。

知事:今年は3日間なので、その3倍ぐらいは確実にいくんじゃないかと期待していますけれども。

NHK(幹事社):この件に関して、他に特になければ次の発表お願いします。

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 特別支援学校の新設について

知事:それでは、特別支援学校の新設について発表させていただきたいと思います。

 既に幾つかの報道もされているところでございますが、特別支援学校に在籍する児童生徒、近年増加をしておりまして、いばとくプランという形で校舎の増築などを、不足教室の解消に県としても取り組んできたわけでございますが、今回、鹿行地域で唯一の特別支援学校である、鹿島特別支援学校、特に、神栖市内から通学に相当時間を要するということでございまして、実際、前県議の西條先生であるとか村田先生などのお力もいただいて、たくさんの方々が9,939筆という形で署名による要望もいただいたところでもございます。我々としても、既存のいろいろな可能性を検討して、今回緊急に対応する必要があると判断して、新たに神栖市内に2027年4月の開校を目指して新たな特別支援学校を設置するという決断に至りました。これによって、通学距離、あとは時間の短縮を実現することができるというふうに考えております。

 新設校の概要でございますが、ちょうど神栖市の須田地内、神栖市の若松運動場の隣接地で、市有地を提供いただいて、そこに新校舎を建てるということになります。学級数が大体35、児童生徒数150人を想定しております。これによって、通学距離も通学時間もおおよそ半分になるということでございまして、特に波崎や神栖市内の利用者の方々については、大いに利便性が高まるのではないかなというふうに考えています。

 私からは以上です。

NHK(幹事社):ありがとうございます。では、幹事社のNHKからまず質問します。

 先ほど新設に当たる決断の中で緊急に対応する必要があるというふうにお話しされていましたが、もう少し具体的にどういう緊急性があって新設を判断したのかというところを教えてください。

知事:非常に通学距離と通学時間が長く、通学時間が長いということは、特別支援学校の性質を考えたときに、生徒の方々に、スクールバス増便などの対策を仮にしたとしてもその状況は変わらないので、大変な負担を与えている状況になっているということでございます。我々としては、その解消というのは、多くの方々の署名などの提出も受けて、非常に深刻な状況であるというふうに判断しておりまして、その対応として何ができるかということを緊急に検討した結果、廃校などの利用なども様々考えたんですけども、あるいは既存施設の利用なども考えたんですが、費用的にもあまり大差ないことから、最も環境のいい形で校舎を提供できる、この新築という選択肢がベストだというふうに判断して、今回こういう結論に至っております。

NHK(幹事社):ありがとうございます。現在、新しく学校を建てる須田地区の土地なんですけれども、現状、今更地なのか、今どういう状況なのかというのを。

知事:これ更地です。神栖市のほうから提供いただきます。

NHK(幹事社):ありがとうございます。費用に関してなんですけれども、予算はどのくらいの規模を考えていらっしゃいますか。

知事:大体40億円ぐらいかかるんじゃないかという想定かな。

NHK(幹事社):設計から開校までに向けてということですよね。

知事:はい。

NHK(幹事社):分かりました。教員不足とかも課題にはなっていると思うんですけれども、この新設に当たって人員をどういうふうに確保していくお考えかお聞かせください。

知事:これは。

事務局:新校によって必要になる教員数が劇的に増えるわけではないので、通常の採用の枠の中で対応したいというふうに考えております。

知事:今、鹿島のほうで通ってらっしゃる方々が、この神栖で学ぶという形になるので、そういう意味では、配置換えを含めて、対応はできるんじゃないかなというふうに思います。

NHK(幹事社):ありがとうございます。最後に、要望だったりとかを受けてこういう学校を実現するということなんですけれども、どういう学校にしていきたいかだったりとか、そのあたりの思いを伺えればと思います。

知事:特別支援学校ということで、通常の普通学校と違って、生徒1人当たりの教室の面積とか、様々特別な扱いが求められる特別支援学校、これまでも教室の増とか様々な対応を県内各地の特別支援学校で行ってきておりましたが、この神栖の新しい学校によって、生徒たち、特に神栖、波崎在住の生徒の方々の利便性を劇的に向上させることができるのではないかなと。伸び伸びと学んでいただけるような環境を実現したいというふうに思います。

NHK(幹事社):ありがとうございます。この件に関して幹事社からは以上です。各社さんお願いします。

茨城:茨城新聞社です。よろしくお願いします。ここに通われる生徒さんは、どういった方が対象なのでしょうか。

知事:どういった方々。

茨城:その精神的な、身体的な。

知事:基本的には知的障害を持った方々が特別支援学校に通っています。

茨城:分かりました。ありがとうございます。

茨城:茨城新聞社です。市有地を使うということなんですけども、これは借り受けるのか、買い取るのか、無償なのかというのは分かりますでしょうか。

知事:無償で提供いただきます(※1)。

※1 事務局補足:新校の設置予定地は、神栖市の市有地を使用貸借により無償で提供いただきます。

読売:読売新聞です。よろしくお願いします。今回の判断された一つの大きな要因として通学距離、通学時間というものがあったと思うんですけれども、今後、こういった新設を判断する際に、この40キロ、約80分というものは一つの指標として重要になると知事はお考えでしょうか。

知事:厳密にこの80分とかそういうことをメルクマールにするというつもりはございません。どのぐらいの生徒の数がいるのか、あるいは、様々な代替手段を講じることができるのかできないのか、そういうことにもよると思いますので、距離とか時間とかだけではなく総合的に判断しながら、学校の対応、新設にするのかクラスを増やすのか、はたまた別の方法を考えるのかということは柔軟に考えていく必要があるというふうに思っています。

読売:分かりました。ありがとうございます。その上で、この神栖以外、特別支援学校に限らず、学校の新設について県の中で俎上に上がっているものというのは何かあるんでしょうか。

知事:今のところはございません。

読売:分かりました。ありがとうございます。

東京:東京新聞です。通学時間が長いという問題はこの署名を提出する前から教育委員会さんのほうで把握をされたと思うんですけど、こういう結果的に新設するという判断をしたことは、やっぱり1万近いという数の署名が出たっていうことは、ある程度やっぱり影響してるのかどうかと、この地域で1万の署名が集まったっていうことに対する受け止めを教えてください。

知事:あの単純に、すみません、つくばと比較できませんので、この話は。署名があれば新設校を造るということではございませんので、念のため申し上げておきたいというふうに思います。そういう趣旨ですよね。今の質問。

東京:いや、そういう趣旨ではないです。つくばとの比較ではなくて、署名があったこともこういう判断をしたということに影響してるのかどうかということ。

知事:もちろん考慮事項の一つにはなります。もともとこの問題は我々の中でも俎上に上がっていて、対応策を検討していたところだったので、こういう県会議員の先生方を通じて、署名の提出なども踏まえて、いろいろ方策について決断していったということでございます。

東京:すみません、地元の議会とかからも要望があったと思うんですけれども、この署名以外に地元からの何かどういう要望があったのかっていうのもちょっと教えていただければ。

知事:いや、基本的にこの署名、前県会議員も現在の県会議員を通じた署名の提出以上のことは我々のほうには特段聞こえてきていません。

東京:分かりました。ありがとうございます。

NHK(幹事社):いかがでしょうか。

 特になければ、この発表事項以外の質問に移らせていただきます。

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 ビッグモーター店舗前の街路樹について(1)

NHK(幹事社):まず、幹事社のNHKから聞かせていただきます。

 初めに、ビッグモーターの街路樹調査についてです。今週の初めに発表があって、県内でも3店舗の前の街路樹が枯れたりなくなったりしたという調査結果が出ました。その後、ヒアリング調査を行ったりとかして、ビッグモーター側との関連を調べるということだったんですけれども、現状、そのあたり確認できたかどうかだったりとか、進捗具合についてお聞かせください。

知事:県内においても、ビッグモーターの店舗のうち3店舗、ひたちなか、つくば、阿見それぞれにおいて街路樹が枯れてたり、あるいは消失してたりということが確認されております。原因が不明でございまして、これ県の公有財産でございますので、きちっと聞き取りをビッグモーター側にさせていただいて、仮に、例えば除草剤の成分だとか土壌から確認されるようなことがあれば、きちっと警察には相談をさせていただいて被害届の提出もさせていただきたいというふうに考えております。

NHK(幹事社):ありがとうございます。被害届の提出も視野に、ヒアリングだったりとか、結果次第ではあると思うんですけど、そういうお考えということですね。

知事:はい、そうですね。

NHK(幹事社):分かりました。ありがとうございます。

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 高速実験炉「常陽」について

NHK(幹事社):ちょっと話題また変わるんですけれども、高速実験炉「常陽」についてです。審査の合格についてなんですけれども、実際の運転再開に向けては茨城県、大洗町の事前了解を得るこれから手続に入ると思うんですけれども、県の原子力対策委員会とか審議会の日程について、具体的には今どのように考えているのか教えてください。

知事:日程については、まだ明確にお伝えできるという状況にはございませんが、なるべく速やかに、それぞれの委員会、審議会を進めていきたいというふうに考えています。

NHK(幹事社):ありがとうございます。原子力機構に対しては、どのような点を重視して説明を求めていくお考えなのかというのを改めて教えてください。

知事:安全性については、県内様々な御意見などを踏まえて、国の新規制基準適合の上で、さらにその上で、我々の疑問についてきちっと答えていただいてくということを、県内の原子力安全対策委員会で行っていきたいというふうに思いますし、審議会でも施設そのものについての有用性についての説明、この辺については、やっぱり国民の疑問がある方もいらっしゃると思いますので、そういうことをしっかりと説明していただく、そういうことが必要になってくるのかなというふうに思っています。

NHK(幹事社):ありがとうございます。

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 福島第一原子力発電所の処理水問題について

NHK(幹事社):最後になるんですけれども、処理水の関連でして、アルプス処理水の放出に向けて、国からの説明だったりとか、先日、漁協に西村大臣からいらっしゃったということなんですけれども、これまでに県に改めて説明に来たかどうか、今後そういうアポが入ってたりとか、そのあたりはいかがでしょう。

知事:今は連絡もございませんし、アポも入っておりません。

NHK(幹事社):ありがとうございます。幹事社からは以上となります。各社さん、お願いします。

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 グローバル戦略について

茨城:茨城新聞です。よろしくお願いします。

 先週知事がベトナムのロンアン省に行ったということですが、どういった内容だったかを、まずお教えください。

知事:ベトナムのロンアン省のほうから、日越友好50周年ということで、ロンアン省に御招待をいただきました。先方では、これまでも結んでおります、その人材に関する協力覚書(※2)に加えて、投資、農業、様々な分野での幅広い包括的な協力協定を結びたいということで、御招待いただいて現地で省のトップの方々と共同声明(※2)についてサイン、署名をしたところでございます。

※2 事務局訂正:当初、「協定」と発言しましたが、訂正しております。

知事:これを受けて、ロンアン省(※3)と茨城県との関係をさらに発展させて、我々としては、特に人材の確保ということには、非常に昨今の人手不足もあって関心が強いものですから、ロンアン省のこれまで受け入れている介護分野だけでなく、製造業やその他農業、その他様々な分野で、ロンアン省からの人材の受入れということができるように、さらに関係を深めていきたいというふうに考えています。

※3 事務局訂正:当初、「姉妹県としてのロンアン省」と発言しましたが、訂正しております。

茨城:ありがとうございます。今後、具体的にそういった人材受入れですとか、そういった話が進むような御予定というのは、現段階ではありますか。

知事:もう既に現在でも12人の方が介護分野で茨城県に受入れをしていますので、これをさらに広げていく、人数を増やしていく、あるいは分野を広げていくということになるかというふうに思います。

茨城:分かりました。ありがとうございます。

 もう一点、今回、今年度、知事はグローバルに打って出るという目標を掲げていらっしゃると思います。今回のベトナム訪問もその一つだとは思うんですけども、今後そういった海外への訪問ですとか、今後のその展開について決まっていることがあれば教えてください。

知事:今はまだ発表できるものは、取りあえずございません。計画はしていますけど。

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 県有施設・県出資団体等調査特別委員会について

読売:読売新聞です。ちょっと話題変わって県議会の関係で伺いたいんですけれども、先日、県有施設や県出資団体に関する調査特別委員会の初会合が開かれまして、来月までに県が民間譲渡などの方針を示されている6施設について、先行して判断を示すという方針が確認されたんですけれども、その中で県が既につくば市と譲渡に向けて協議を始めていらっしゃる洞峰公園の件も入っておりまして、こうした県議会の動きをどう受け止めてらっしゃるのかということと、実際つくば市との協議に何か影響を与えると考えてらっしゃるか、お願いします。

知事:洞峰公園についても、調査特別委員会での議題になっていることは承知しております。我々としては、経緯も含め、つくば市との合意内容と、その県有施設全体の処理の在り方の中での考え方について御説明をさせていただいたところでありますし、しっかりと引き続き、県議会では議論をしていただきたいというふうに思っています。

 今後の影響については、その議論の推移を見ないと何とも言えないところもございますので、しっかりと調査特別委員会の議論については注視していきたいというふうに思っています。

読売:つくば市さんとの協議というのはちょっとストップするような形にはなるんでしょうか。

知事:つくば市との協議というか、協議は大体終わっているんで、それぞれ準備をしているということでございますので、それについて大きく影響を受けることはないと思っています。

読売:分かりました。ありがとうございます。

茨城放送:茨城放送です。よろしくお願いします。今のちょっと質問に関連なんですけれども、県議会の今回、調査特別委員会が立ち上がって、いろんな意見があって、もちろん民間売却に対しては、いいねという話もあれば、いやいや、そうじゃなくて、いろんな利用者いるから、いろんな声を聞いたらいいんじゃないですかっていう声もあるし、そこら辺どうこれからの議論の中で説明していくかということと、あと、先にそういった利用者の声も全て取り込んで、何かあるべき姿っていうのをつくっていくみたいなお考え、もしあればそういったものをちょっと教えていただけないでしょうか。

 今知事がこう考えていても、議論がいろいろ進めば方向性もちょっと変わってきたりする、そういうものにも柔軟に対応していくのかどうかみたいなニュアンスで。

知事:今の議論を聞いていても、全て我々は、かつての県議会における調査特別委員会なり何なりの提案を踏まえた対応をしているわけでございまして、それについて別な方法にすべきだという議論が明確に議会の意思として示されているわけでもないので、今のところ何か方向が変えなきゃならないということにはならないんじゃないかなというふうに思っています。

 我々としては議会のこれまでの提言を踏まえた形でしっかりと対応しているということをしっかりと説明させていただいて、御理解をいただくということがまずは重要なのかなというふうに思っていますけれども。

茨城放送:ありがとうございました。

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 ビッグモーター店舗前の街路樹について(2)

茨城:茨城新聞です。ビッグモーターの話に戻るんですが、申し訳ありません。先ほど、知事のビッグモーターに関する発言で認識をちょっと確認したいんですが、先日の道路維持課の会見では、ビッグモーター側が除草剤をまいたことなど因果関係を認めた場合に関しては、土壌検査を行わないで原状回復を求めるというふうに発言されたふうに思うんですけども、知事としては聞き取り結果にかかわらず、土壌検査をして成分が検出された場合は、被害届を出すという方針ということでしょうか。

知事:除草剤がまかれて、それが街路樹の枯れた原因になるんであれば当然被害届けは、公有財産でございますので、提出する方向で考えなきゃいけないと考えております。

茨城:そうすると、聞き取り結果に係わらず、土壌検査は行うということでよろしいですか。

知事:聞き取り結果次第で認めているんだったら、土壌検査を行わなくても、除草剤がまかれたってことが分かれば、それは検査しなくてもいいんじゃないでしょうか。直ちに被害届けさせていただきます。

茨城:いずれにしても、そういう場合も被害届は出すということですね、認めた場合も。

知事:そうですね、はい。

茨城:分かりました。ありがとうございます。

NHK(幹事社):そのほかいかがでしょうか。

 ないようですので、これで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

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