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更新日:2024年12月19日

 知事定例記者会見における発言要旨241219

この資料は、県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。

 

知事定例記者会見の動画は、こちらから視聴いただくことができます。 

いばキラ(外部サイトへリンク)

 

シン・いばらきメシ再集結 グルメフェスの開催について

配布資料(PDF:1,318KB)

救急搬送における選定療養費の徴収開始を受けて

今年を振り返って

茨城空港 清州(韓国)路線について

秘書課職員の死亡について

ハラスメント外部相談窓口の設置について

来年の取組について

悠仁親王殿下の筑波大学進学について

カスタマーハラスメント防止条例の制定について

(作成:報道・広聴課)
令和6年12月19日(木
曜日)
11時15分~11時35分 会見室

 シン・いばらきメシ再集結 グルメフェスの開催について

知事:よろしくお願いします。

日経(幹事社):よろしくお願いします。

 幹事社の日経新聞です。

 冒頭、知事から発表が1件あると伺っております。よろしくお願いします。

知事:では、私の方から、シン・いばらきメシ再集結グルメフェスについての発表をさせていただきたいと思います。

 まず、10月12日から14日の3日間、水戸の茨城県三の丸庁舎において開催しましたシン・いばらきメシ総選挙、これが、皆さん御存じのとおり、大変好評でございまして、約6万4,000人もの方々においでいただきましたし、テレビ番組の特集や全国紙の掲載などで、大体70件ぐらいメディアにも取り上げていただきました。

 そういうことを踏まえて、シン・いばらきメシ、非常に人気があって、ブースにも長蛇の列ができたり、あるいは、並んだのですけれどもお目当てのものが売り切れになってしまったというような事態が多数発生したというふうに聞いております。

 こういう中で、五霞町のシン・茨城あげそば、それから、スイーツ部門では小美玉市のダイヤモンブランがグランプリに輝いたわけですけれども、開催期間中のアンケートなどによりますと、大体92%の方々が満足したという評価をしておりますし、また、各市町村ごとにいろいろな食材を使って、多種多様なメニューが食べられて楽しかったというような満足していただいた声が多かったわけですけれども、完売して食べられなかったグルメがあるとか、あるいは、水戸だけではなくて、いろいろな場所で食べたい、開催してほしいという声などもあったと聞いております。

 この非常に盛り上がったシン・いばらきメシを再集結してもらって、イベントを開催するということを決定いたしました。

 今回開催いたしますのはつくばと牛久でございまして、つくばにおいては、TXつくば駅の近くのアクセスに便利なつくばセンター広場で開催いたしますし、牛久も、牛久シャトーにおいて、ちょうど牛久シャトー日本遺産フェスタが2月22日に開催されますので、それに合わせて開催するという形でございます。

 こうした取組を通して、県内外に集中的なプロモーションを、せっかくグランプリとしても選ばれた食材も含めて行っていきたいと思いますし、また、東京のほうでも、シン・いばらきメシの受賞グルメを中心とした試食会なども開催を予定しておりまして、そういうものを踏まえて、シン・いばらきメシというのを茨城の名物という形で定着していくことができればというふうに考えております。

 私のほうからは、以上です。

日経(幹事社):ありがとうございました。

 では、シン・いばらきメシの再集結について、まず、幹事社から1点だけ質問させていただきます。

 前回は、44市町村が全ていずれかのグルメかスイーツにということだったのですが、今回のつくばと牛久では、参加はやはり同じような規模でというふうに考えているのでしょうか。

知事:参加は同じだっけ。

事務局:お答えいたします。

 今、申込受付中ではあるのですけれども、ほぼ全ての市町村が、つくばと牛久のどちらかには参加いただける見込みとなっています。

 まだ調整中なので確定的ではないのですけれども、ほぼ全ての市町村が、つくばか牛久、どちらかには参加いただけることになるかと思っております。

日経(幹事社):ありがとうございます。

 各社さん、お願いします。

茨城:茨城新聞です。よろしくお願いします。

 前回は6万4,000人がいらっしゃったということで、その後、各市町村でも、ここで提供されたメニューが実際に商品化されて販売が進んでいったりすると思うのですけれども、そういったこの開催の効果について、知事としてはどのように受け止めていらっしゃるか、お聞かせください。

知事:一部に商品化を目指すという動きというのはあるというふうに聞いていますけれども、具体的にそれがまだまだこれからも広がりを見せていくのかなというふうに思っていますし、その広がっていくようにするためにも、前回行った水戸会場以外でも、様々なところでシン・いばらきメシをプロモーションしていくのが、我々にとって、とりあえずのやるべきことなのかなというふうに思っています。

NHK:NHKです。よろしくお願いします。

 今回、シン・いばらきメシ再集結グルメフェスということですけれども、今後、県民の皆様や周辺都県の皆様、ニュース等々で再集結のことを御覧になると思います。そういった皆様に対して、どういった形で楽しんでもらいたいというふうに考えておるかということをお伺いできますでしょうか。

知事:シン・いばらきメシという形で、豊富な県産食材を活用した新しい料理を、今回、各市町村の代表が知恵を絞って提供いただいているわけで、食べても、見ても、楽しめる要素が満載されているものですので、茨城の楽しみ方の新たな要素として、新しい名物料理というものを茨城の楽しみ方の一つの要素として加えていただけるように、是非、一度、試していただければなというふうに思っています。

NHK:ありがとうございます。

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 救急搬送における選定療養費の徴収開始を受けて

日経(幹事社):発表案件については、以上で、これから幹事社から、2点、質問させていただきます。

 一つは、緊急性の認められない救急搬送への選定療養費徴収について教えてください。

 制度開始から2週間余りが経過しました。現状把握できている徴収件数と、都道府県単位としては初めてこの制度を導入したことによる影響とか効果についてどのようにお考えなのか、教えてください。

知事:現在までの運用状況ですけれども、12月2日から15日までの速報値でございますが、徴収対象の22病院で、救急搬送件数は3,167件、そのうち、選定療養費の徴収件数は145件ということで、徴収率は4.6%になっています。

 運用開始から15日までの県全体の救急搬送件数は、今年は5,368件で、去年の5,842件に対して、8.1%の減少という結果になっています。

 徴収された患者の主な症状は、軽度な切り傷や慢性的な腰痛、風邪の症状、打撲のみなどであったというふうに伺っていますし、徴収に関して、大きなトラブルがあったということはないというふうに報告を受けております。

 今後は、月1回、県医師会や対象病院の医師を中心とした検証会議を行って、重症度別の救急搬送件数などのデータを基に、科学的な根拠をもって運用に問題がないかを不断に検証していきたいというふうに考えております。

日経(幹事社):ありがとうございます。

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 今年を振り返って

日経(幹事社):もう1点、幹事社から質問です。

 今回、2024年最後の定例記者会見ということで、今年1年を振り返って、知事としてどういった1年だったのか、所感について伺いたいと思います。

知事:今年は、非常に大きな変化の年だったというふうに思っております。コロナ禍とかそういう大きな困難を乗り越えてきたわけですけれども、一方で、社会を取り巻く環境は非常に大きく変わって、これまでのデフレが当たり前の価格が変わらない社会から、金利が復活したり、あるいは、物価がどんどん高騰していったり、あるいは、賃金も上昇していったりと、そういう大きな変化、それから、2024年問題をきっかけに、人口減少というものが誰の目にも身近なものに感じられる時代になったのかなというふうに思います。

 こういう時代の到来にも備えて、私の就任以来、取り組んできた茨城県の経済的な基盤の活性化というものについては、それなりの良い成果も出てきているというふうに認識しています。

 企業誘致とか、あるいは、外国人も含めた社会人口増加数とか、あるいは、海外への輸出や観光誘客の取組であるとか、人材確保とか、それから、様々な農水産品のブランド化であるとか、そういうもので新しい取組が大きな反響を呼んだものもございますし、また、先ほど申し上げたシン・いばらきメシのようなグルメであるとか、そういう新しい取組、それから、選定療養費のような全国初の取組、そういうことも行うことができたので、いろいろな問題から逃げずに、きちんと、本来、茨城県がどうやったら発展できるかということを考えて取り組んできたものが、花が開き始めているのではないかなというふうに考えております。

日経(幹事社):ありがとうございました。

 幹事社からは以上です。

 各社さん、お願いします。

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 茨城空港 清州(韓国)路線について

NHK:NHKです。よろしくお願いします。

 今月3日に茨城空港と韓国清州を結ぶ連続チャーター便が就航をしたということで、茨城県にとっては大きな話だったかなと思うのですけれども、一方で、その日の夜に、韓国のユン・ソンニョル大統領が非常戒厳を宣言しまして、韓国政治に混乱が続いていますけれども、茨城空港との航空便に与える影響、それから、定期便化への影響について、そして、もう1点、そうした状況を乗り越えて、どのように利用客の増加や航空路線の開設に結びつけていきたいか、知事の見解を伺いたいと思います。

知事:茨城空港と清州を結ぶエアロKの路線ですけれども、最初の就航便が茨城空港に来て、就航の記念式典をして、カン社長にもお会いして、そのままカン社長がお帰りになったその日の夜に非常戒厳令という話で、大変我々も驚きを隠せなかったわけですけれども、幸いなことに、それによる影響というのは全くないというふうにエアロKからも伺っております。

 一方で、新規路線ということもあって、搭乗率についてはまだまだ課題を残しているところもあるので、我々も含めて、エアロK、あるいは、インターパークトリプルという向こうの旅行・プロモーションの会社、そういうところとの連携なんかも踏まえて、さらに清州-茨城空港の路線の利用を底上げするべく、PRなどを中心に、最大限、茨城県の魅力を韓国でもっともっと広めていくという努力は、引き続き、行っていきたいというふうに思います。

NHK:ありがとうございます。

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 秘書課職員の死亡について

朝日:朝日新聞です。

 10月に秘書課の男性職員が亡くなったことについて、事実だというふうに担当課はもう認めている上で、知事のその受け止めと、現時点で、業務上、死亡と関連があると見ているのかについて伺いたいと思います。

知事:秘書課職員が亡くなったことは事実です。ただし、それ以上については、個別の案件に関することなので、ここでお答えすることはできません。

朝日:加えて、一部報道によると、第三者による調査委員会を県として設置するという動きがあると報じられていますが、そういったことは事実か、伺いたいと思います。

知事:それについてもお答えは控えたいと思います。個別案件のことなので。

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 ハラスメント外部相談窓口の設置について

朝日:それと、別件として、11月8日には、茨城県として、ハラスメントに悩む職員が相談できる外部の相談窓口を設置していると思いますが、これは組合として数年にわたり要望があったということで、なぜこのタイミングで設置されたのか、伺いたいと思います。

知事:ハラスメント対策については、十分かどうかは別にして、しっかりと対策は取ってきたという認識ではあったのですけれども、兵庫県などのいろいろな問題も踏まえて、たしか、ちょうど記者さんからだと思いますけれども、茨城県として、ハラスメント問題にどういうふうに取り組むのかという質問もこの場でいただいたこともあり、対策について、至急、総点検をした上で、強化できるものについては強化するということで、このタイミングでこういう外部の相談窓口を設置できたということでございます。

朝日:その職員が亡くなったのが10月下旬で、この通達が庁舎内であったのが僅か1週間内、もちろん、設置されたのは11月8日ですけれども、そういう日付の近さも大変気になるところでありますが、それは因果関係としてありますでしょうか。

知事:記者さんからのご質問は因果関係を認めますけれども、それ以外のものについては、因果関係があるとは認識しておりません。

朝日:ありがとうございます。

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 来年の取組について

茨城:茨城新聞です。

 来年の話になってしまうのですけれども、9月に知事の任期が満了となると思います。

 知事は、これまで、いろいろなチャレンジで、先ほども御説明がありましたけれども、経済活性化ですとか、そういった取組で成果を上げているということで、残りのこの期間、新たなチャレンジといいますか、取組でお考えになっていることをお伺いしたいと思います。

 加えて、その次の3期目についても、現時点で何かお考えがあれば教えてください。

知事:様々、物価高騰、それから、それに併せた賃上げなどの好循環を実現できているかどうか、さらには、将来的な人口減少なども踏まえた人材獲得、様々な課題が依然として茨城県政には残っているという事実を踏まえながら、来年以降もしっかりと取り組むということだと思います。

 具体的な政策については、新年度の政策という形で結びつけていければなというふうに思っています。

 私自身については、目の前の仕事を、今、全力で行うということに尽きるかというふうに思っています。

茨城:ありがとうございます。

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 悠仁親王殿下の筑波大学進学について

茨城:もう1点、お伺いしたいのですけれども、来年4月に秋篠宮家の悠仁様が筑波大学に御入学されるということで、県内でこれから学ばれるということで、知事の所感をお聞かせください。

知事:大変光栄なことであるというふうに思いますし、私どもが報道などで伝えられている悠仁様の自然科学への御関心などの研究には、筑波大学という場所は大変最適な場所なのではないかなというふうに考えておりますし、これを機に、さらに茨城県に注目が集まってもらえればなというふうにも願っております。

 できれば、悠仁様には茨城県に住んでいただきたいというのが私の個人的な願いでございます。

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 カスタマーハラスメント防止条例の制定について

茨城放送:LuckyFM茨城放送です。お世話になります。

 群馬県の山本知事が、今月、客が理不尽な要求や迷惑行為をするカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラを防ぐための条例について、2025年4月施行を目指すという考えを示しました。

 茨城県で、今後、県庁内も含めて、カスハラ防止条例を制定する可能性というのはあるのでしょうか。

知事:結論から申しますと、今のところ、考えておりません。

 東京、北海道、その他で、群馬県もそうですけれども、動きがあることは認識しておりますし、今はカスタマーハラスメントという問題も大きく社会的にもクローズアップされているというのも認識しておりますが、国のほうでも、カスハラ対策の強化のために、労働施策総合推進法の改正というのを検討しているという情報もいただいていますし、そもそもカスタマーハラスメント対策というのは企業を中心に行うものでもあるものですから、そういう国の動きであるとか、ほかの自治体の動きなどを見ながら、検討すべきかどうかについては考えていきたいというふうに思います。

茨城放送:ある種、御様子を見ながらという感じになりますか。

知事:慌ててやる必要性は感じていないということです。

茨城放送:ありがとうございます。

日経(幹事社):ありがとうございました。

 では、これで終わりにしたいと思います。

知事:ありがとうございます。

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総務部知事公室報道・広聴課報道

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2118

FAX番号:029-301-6330

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