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更新日:2016年2月4日

 

知事定例記者会見における発言要旨160204

この資料は,県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。

 

・指定廃棄物について

・平成28年度当初予算編成について

・茨城空港について

 

(作成:広報広聴課)
平成28年2月4日(木曜日)
11時16分~11時23分 会見室
 


 ○指定廃棄物について


NHK(幹事社):幹事社のNHKから質問させていただきます。まず1点目ですが,この後に控えている指定廃棄物一時保管市町長会議についてなのですが,それに臨む姿勢を教えていただけますか。

知事:指定廃棄物の保管につきましては,我々としても大変大きな関心を持っているところであります。

昨年4月6日に一時保管している市町長の会議が開かれて,環境省へのいろいろな注文も出ていたのですが,それ以来,次の会議がずっと開かれなかったものですから,12月24日にこちらへ来ていただいて,是非,我々の意見を聞いてほしいと井上環境副大臣に地元の要望を伝えたところであります。

できるだけ早く一時保管市町長会議を開いてほしい,あるいは安全な保管の仕方についてどう考えるのか,さらには地域振興策をどうするのか,指定廃棄物の指定解除についてどう考えるのか等々について,環境省としての見解を示してほしいということをお願いしてありますので,今日,その返事をいただけるのではないかと思っております。

これによって,現在の状況よりは,良い方向へ進んでくれることと期待しております。

   

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 ○平成28年度当初予算編成について

NHK(幹事社):来年度の予算編成が大詰めを迎えていると思うのですが,知事として,今回の予算編成の力点や規模感を教えていただけますか。

知事:規模感につきましては,東日本大震災関連の予算がかなり減ってまいります。450億円ぐらい減ると思います。通常分といたしましても,例えば,圏央道分の直轄事業負担金が100億円以上減ってまいります。そういったこともあって,全体としてはかなりのマイナスになってくると思っております。

そうは言っても,大震災関連などを除けば微増という感じで,今,予算編成を進めているところであります。

そういう中で何に力を入れるかということでありますが,ご承知のとおり,鬼怒川あるいは八間堀川等々の改修もあります。また,TPP関連もあります。さらには,地方創生ということで,国で地方創生推進交付金という制度ができましたので,この関連の施策についても取り組んでいかなければいけないと思っております。

そういった中で,例えば,観光関係とか,少子化対策関係とか,そういったところには特に力を入れていきたいと思っています。

茨城:来年度の予算編成なのですが,総枠で幾らぐらいになるという見通しでしょうか。

知事:今年度の当初予算より何パーセントか減る感じだと思います。東日本大震災関連が450億円ぐらい減りますから,(予算総額では)それより減り方は少し小さいと思いますが,その前後減ると思います。

茨城:昨年度より総額としてはわずかに減るということですか。

知事:そうですね。わずかというか,かなり減ると思います。

茨城:鬼怒川緊急対策プロジェクト関係ですと,どのようなところに力を入れていくお考えでしょうか。

知事:これは国の進め方によりまして,県は負担金を払うというシステムでありますので,できるだけ早くやってほしい。鬼怒川,八間堀川などを含めて(6年間の)総額600億円という大変大きな緊急対策プロジェクトでありますので,我々もできるだけ国と一緒になって早期に完成できるように頑張っていきたいと思います。

茨城:現段階で特に目玉として考えているようなところはありますか。

知事:例えば,がん対策条例や文化振興条例などができていますから,そういった分野も含めてしっかりと対応していきたいと思っています。

茨城:G7茨城・つくば科学技術大臣会合も明日で100日前になりますが,予算措置も含めてどのように取り組んでいくお考えでしょうか。

知事:茨城・つくばの科学技術をどうやって世界にもっともっと知ってもらって,茨城の発展につなげていくかということが大変大事なことだろうと思っておりますし,あるいはまた,訪日外国人客数が2,000万人の時代を迎えて,そういった需要を取り込むことも大事だと思っております。

科学技術面などでの茨城のPRも含めて,DMO(※)というものを今年度の補正予算の中で,栃木県,群馬県などと一緒になって設置していけたら大変すばらしいと考えております。これから広域的に取り組まなければなかなか難しい面もありますので,そういったこととあわせて,つくばに関して言いますと,つくばの科学技術を活用した成長産業創出プロジェクトといったものを考えております。この中では,グローバルニッチトップ企業の育成やロボット産業の育成に取り組んでまいりたいと思っております。

※DMO:Destination Marketing/Management Organizationの略。戦略策定,各種調査,マーケティング,商品造成,プロモーション等を一体的に実施する,主に米国・欧州で見られる組織体。

  

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 ○茨城空港について


NHK(幹事社):茨城空港の関係ですが,春秋航空で新たな就航路線の報道もあったようですが,所感を教えていただけますか。

知事:百里基地へは具体的に申請を行ったと聞いておりますが,具体的な調整具合は私の方では掴んでおりません。百里基地へ申請を出したということでありますから,何とかその実現に向けて,基地の協力が得られ,また,国交省からも了承してもらえればと思っております

NHK(幹事社):ありがとうございました。

 

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