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更新日:2022年10月1日

県広報紙「ひばり」10月号【特集5】

あなたにもできる里親のかたち、きっとあります
まずは知ってください、『里親制度』

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まざまな事情で家族と離れて暮らし、あたたかい家庭環境を必要とする子どもたちは県内に、約700人います。
親制度は、そのような子どもを自分の家庭に迎え入れ、あたたかい愛情と、正しい理解をもって養育する制度です。
県は、里親制度普及のため民間と協力しながら、さらなる里親支援を推進していきます。

里親のかたち

親とは、養子縁組とは異なり、法的な関係がなくても、子どもを一時的に家庭内で養育する方のことです。

  • 養育里親
    家族と暮らせない子どもを、家庭に戻るまでの間や自立するまでの間、一定期間養育します。
  • 養子縁組里親
    家族のもとに帰れない子どもと、養子縁組を前提に、養子縁組成立までの間、里親として一緒に生活をします。
  • 専門里親
    虐待や障害により専門的なケアを必要とする子どもを育てます。
  • 親族里親
    両親が死亡するなどして育てられなくなった子どもを三親等以内の親族が育てます。

にも、一時保護された子どもの養育や市町村の子育て短期支援事業への協力など、里親に求められる役割は増えてきています。

里親制度Q&A

Q 現在、里親はどのくらいいますか?
A 登録里親数は年々増加し、2021年度までに、358組の里親が登録されました。しかし、里親を必要とする子どもの数の方が多く、里親の数は十分に足りていません。

〈本県の登録里親数の推移〉

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Q 里親になるために特別な資格は必要ですか?
A 特別な資格は不要ですが、所定の研修や実習を行う必要があります。子どもの養育についての理解・熱意・愛情を持っているなどの要件を満たせば、どなたでも申請し、研修を受けることができます。

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Q 実子がいても里親になれますか?
A 県内では実子のいる方も里親として活躍しています。ご自身の家族の了解を得られれば大丈夫です。

 

Q 子育て経験がなくても、里親になれますか?
A なれます。研修と実習で里親としての準備を進めていきます。

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Q 子育てで困ったときは?
A 里親養育はチーム養育です。フォスタリング機関(*)、児童相談所のサポートや里親手当などの経済的支援もあります。

あなたも里親になりませんか

「子どもが好き」
「児童福祉に関心がある」
「地域の子育て支援の力になりたい」

あなたにもできる里親のかたちがきっとあります。少しでも関心を持たれた方は、ぜひ左記機関にお問い合わせください。

里親をはじめる5つのステップ

①相談・ガイダンス
フォスタリング機関(*)で、里親制度の詳しい説明・ガイダンスを行います。

②研修・実習
里親制度に関する基本的な研修の受講と実習を行います。

③審査・登録
社会福祉審議会を経て、里親登録となります。

④子どもとの出会い
子どもと面会し、外出や宿泊などで交流します。

⑤里親委託
里親として、子どもとの生活がスタートします。

 

フォスタリング機関(外部サイトへリンク)とは、里親のリクルートから里親登録前後の研修、子どもとのマッチング、里親開始後のアフターケアまで、一貫した支援を行う機関です。

里親制度等普及促進・リクルート事業
県民間フォスタリング機関

<社会福祉法人同仁会>児童家庭支援センター あいびー
【県北・県央・鹿行】
水戸市小林町1186-84 ☎029(291)3770
satoriku@doujinkai.or.jp

<社会福祉法人同仁会>児童養護施設 つくば香風寮
【県西・県南】
つくば市高崎802-1 ☎029(875)3451
fostercare.kidskohoo@doujinkai.or.jp

この記事に関するお問い合わせ

県青少年家庭課☎029(301)3247

 

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このページに関するお問い合わせ

営業戦略部営業企画課戦略・広報

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2128

FAX番号:029-301-3668

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