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更新日:2022年3月27日
茨城県における感染症発生動向調査事業の結果から、薬剤耐性菌による感染症の発生状況についてまとめました。
なお、薬剤耐性菌による感染症とは、感染症法に基づく以下7疾患を指します。
2016年 |
2017年 |
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
||
全 数 |
VRE |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
VRSA |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
MDRA |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
|
CRE |
14 |
16 |
35 |
63 |
61 |
65 |
|
定 点 |
MRSA |
283 |
341 |
414 |
337 |
326 |
291 |
PRSP |
24 |
12 |
2 |
8 |
1 |
2 |
|
MDRP |
6 |
10 |
4 |
12 |
6 |
9 |
複数の系統の薬剤に耐性であることが多く、薬剤耐性遺伝子がプラスミドの伝達により複数の菌種に拡散するなど、臨床的にも疫学的にも重要な薬剤耐性菌として国際的に警戒感が高まっています。
2014年(平成26年)9月より全数把握対象疾患となって以来、患者報告数は年々増加しています。
(内訳)2018年;21株、2019年;51株、2020年;46株、2021年;48株
Enterobacter cloaca 7株、Citrobacter freundii 1株及びSerratia属 1株からIMP-1型、Klebsiella pneumoniae 1株及びEscherichia coli 1株からIMP-6型、Escherichia coli 2株からNDM-5型のカルバペネマーゼ遺伝子が検出されました。
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