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都市鉄道の効果計測モデルに関する勉強会
- 鉄道プロジェクトの評価手法マニュアル(2012年改訂版、2025年3月一部変更)(国土交通省鉄道局)において、鉄道プロジェクトの効果計測に適用可能な経済モデルの一つとされている応用都市経済モデルは、交通条件の変化が住宅立地や商業開発に与える影響や交通量の変化を予測することが可能であり、都市内環状道路や都市内鉄道、地下鉄等の整備効果のマクロ的な分析に有効であるとされています(※)。
(※)鉄道プロジェクトの評価手法マニュアル 第3編「解説」P.95
- これを踏まえ、茨城県が2025年2月に策定・公表した「つくばエクスプレス延伸構想 事業計画素案」では、この応用都市経済モデルを用いて整備効果分析を行っています。しかしながら、全国的には応用都市経済モデルの活用事例は少ない状況にあります。
- 人口減少など社会構造が大きく変化するこれからの時代に、鉄道のように長期的な視点が必要な事業では、より多様な観点からの効果分析・評価が必要であると考えます。
- そこで、応用都市経済モデルの理解を深め、有用性に関する検証を行うことで、関係者が実施・検討している種々の事業の深化に向けた一助とすることを目的とし、「都市鉄道の効果計測モデルに関する勉強会」を開催します。
参加者
- 学識経験者
- 茨城県(事務局)
- ケーススタディの対象プロジェクトの関係者(オブザーバー)
第1回
- 今後の議論の前段として、富山大学の金山教授から、鉄道整備とまちづくりを一体的に考えていく視点の重要性や応用都市経済モデルに対する期待等について講演をいただき、意見交換を実施した。
- 日時 2025年6月25日(金曜日)14時30分~16時20分
- 内容
・勉強会趣旨及び今後参加する学識経験者の説明
・基調講演
テーマ |
「都市・社会を持続可能にする鉄道の視座」 |
講 師 |
富山大学学術研究部 教授・
(一財)運輸総合研究所 主席研究員 研究統括 金山 洋一 氏
|
・意見交換
事務局(問合せ先)
茨城県政策企画部交通政策課 鉄道G
電話番号:029-301-2606
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