茨城県鉱工業指数(平成17年基準)-平成23年-
平成24年9月27日掲載
茨城県内経済の動向を把握するための基礎資料として,毎年1回,前年の鉱工業指数(生産・出荷・在庫)について分析し,年報として公表しており,平成23年(1月~12月)分を取りまとめました。
目次
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生産・出荷・在庫の動向(概況)
前年比で生産,出荷は低下,在庫は上昇
- 生産指数(原指数)は,87.0(前年比-2.7%)と2年ぶりの低下となった。
業種別に見ると,一般機械工業,食料品・たばこ工業,精密機械工業等6業種が上昇し,化学工業,鉄鋼業,電子部品・デバイス工業,輸送機械工業等12業種が低下した。
財別に見ると,資本財,その他用生産財,非耐久消費財,耐久消費財が上昇し,鉱工業用生産財,建設財が低下した。
- 出荷指数(原指数)は,83.8(同-4.6%)と2年ぶりの低下となった。
業種別に見ると,一般機械工業,食料品・たばこ工業,金属製品工業等8業種が上昇し,化学工業,鉄鋼業,輸送機械工業,石油・石炭製品工業等10業種が低下した。
財別に見ると,資本財,建設財,非耐久消費財,その他用生産財,耐久消費財が上昇し,鉱工業用生産財が低下した。
- 在庫指数(原指数)は,103.6(同+7.5%)と2年ぶりの上昇となった。
業種別に見ると,化学工業,鉄鋼業,窯業・土石製品工業,金属製品工業等12業種が上昇し,鉱業等2業種が低下した。
財別に見ると,鉱工業用生産財,建設財,耐久消費財,非耐久消費財,その他用生産財が上昇し,資本財が低下した。
- 鉱工業生産指数,出荷指数は,リーマンショックからの回復により平成22年には3年ぶりに上昇しましたが,23年は東日本大震災の影響により再び低下に転じました。生産,出荷指数ともに3月に過去最大の低下率を記録しましたが,6月には震災前の9割以上まで回復し,年末には震災後最も高い値となったことから,年指数の対前年比は-2.7%,-4.6%にとどまりました。
- 在庫指数は2年ぶりに上昇し103.6となりました。これは,震災が発生した3月に過去最大の低下率を記録したものの,翌月以降は上昇した月が多く,生産,出荷指数と比較すると高い水準で推移したためです。
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統計表
業種別・財別対前年増減率
原指数及び変化率
季節調整済指数及び変化率
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付属資料
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