茨城県鉱工業指数(平成22年基準)-平成24年-
平成26年2月25日掲載
茨城県内経済の動向を把握するための基礎資料として,毎年1回,前年の鉱工業指数(生産・出荷・在庫)について分析し年報として公表しており,このたび,平成24年(1月~12月)分を取りまとめました。
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生産・出荷・在庫の動向(概況)
前年比で生産,出荷,在庫すべて上昇
- 生産指数(原指数)は,108.8(前年比+10.8%)と2年ぶりの上昇となった。
種別に見ると,はん用・生産用・業務用機械工業,化学工業,食料品・たばこ工業等13業種が上昇し,輸送機械工業,情報通信機械工業,繊維工業の3業種が低下した。
財別に見ると,資本財,鉱工業用生産財,非耐久消費財,建設財,その他用生産財が上昇し,耐久消費財が低下した。
- 出荷指数(原指数)は,106.5(同+9.7%)と2年ぶりの上昇となった。
業種別に見ると,はん用・生産用・業務用機械工業,化学工業,食料品・たばこ工業等13業種が上昇し,輸送機械工業,情報通信機械工業,鉱業の3業種が低下した。
財別に見ると,資本財,鉱工業用生産財,非耐久消費財,建設財,その他用生産財,耐久消費財すべてが上昇した。
- 在庫指数(原指数)は,119.5(同+6.3%)と2年連続の上昇となった。
業種別に見ると,はん用・生産用・業務用機械工業,金属製品工業等6業種が上昇し,鉄鋼業,石油・石炭製品工業,食料品・たばこ工業等7業種が低下した。
財別に見ると,資本財,建設財,鉱工業用生産財,耐久消費財が上昇し,その他用生産財,非耐久消費財が低下した。
- 生産・出荷指数ともに,前年比で上昇しました。これは,「はん用・生産用・業務用機械工業」,「化学工業」など本県製造業でウエイトの高い業種が前年比で上昇したことによるものです。
- 生産・出荷指数を時系列にしてみると,平成20年9月のリーマンショックにより平成21年は大幅に低下しましたが,同年後半に持ち直しに転じ,平成22年には上昇に転じました。平成23年は東日本大震災の影響で生産活動が一時的に落ちたことにより前年比で低下しましたが,平成24年には再び上昇に転じました。
- 平成26年1月に行った5年に1度の基準改定により,基準年次が平成17年から平成22年に変更となりました。
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統計表
業種別・財別対前年増減率
原指数及び変化率
季節調整済指数及び変化率
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付属資料
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