茨城県鉱工業指数（平成22年基準）-平成25年-

平成26年9月25日掲載

茨城県内経済の動向を把握するための基礎資料として,毎年1回,前年の鉱工業指数（生産・出荷・在庫）について分析し,年報として公表しており,このたび,平成25年(1月～12月)分を取りまとめました。

生産・出荷・在庫の動向（概況）

前年比で生産,出荷,在庫すべて低下

生産指数（原指数）は,103.1（前年比-5.2％）と2年ぶりの低下となった。
業種別に見ると,化学工業,食料品・たばこ工業,窯業・土石製品工業等6業種が上昇し,はん用・生産用・業務用機械工業,電気機械工業,非鉄金属工業等の11業種が低下した。
財別に見ると,非耐久消費財,鉱工業用生産財,その他生産財が上昇し,資本財,建設財,耐久消費財が低下した。
出荷指数（原指数）は,103.3（同-3.0％）と2年ぶりの低下となった。
業種別に見ると,化学工業,食料品・たばこ工業,窯業・土石製品工業等8業種が上昇し,はん用・生産用・業務用機械工業,電気機械工業,非鉄金属工業等の9業種が低下した。
財別に見ると,非耐久消費財,鉱工業用生産財,建設財,その他用生産財が上昇し,資本財,耐久消費財が低下した。
在庫指数（原指数）は,113.4(同-5.1％)と3年ぶりの低下となった。
業種別に見ると,石油・石炭製品工業,電気機械工業,窯業・土石製品工業等7業種が上昇し,鉄鋼業,はん用・生産用・業務用機械工業,非鉄金属工業等7業種が低下した。
財別に見ると,建設財,その他生産財,耐久消費財,非耐久消費財が上昇し,鉱工業用生産財,資本財が低下した。