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更新日:2016年6月10日

2015年農林業センサス結果の概要(確定値):調査結果の概要5

 平成28年6月10日掲載

 調査結果の概要

 8.家畜

(1)家畜を販売目的で飼養している経営体数と飼養頭羽数-農業経営体-(表29)

家畜を販売目的で飼養している経営体数は,前回と比べすべての家畜部門で減少しており,大きく減少したのは豚で110経営体(28.6%)の減,乳用牛で138経営体(24.8%)の減となっている。
飼養頭羽数についても,すべての家畜部門で減少しており,乳用牛が25,793頭となり前回と比べ9,187頭(26.3%),ブロイラーが49,104百羽で5,156百羽(9.5%),採卵鶏が91,421百羽で9,277百羽(9.2%),それぞれ減少した。

表29:家畜を販売目的で飼養している経営体数と飼養頭羽数(単位:経営体,頭,100羽,%)
区分 乳用牛 肉用牛 採卵鶏 ブロイラー
経営体数 頭数 経営体数 頭数 経営体数 頭数 経営体数 羽数 経営体数 羽数

実数

平成27年

419

25,793

656

48,270

275

403,102

137

91,421

51

49,104

平成22年

557

34,980

805

50,334

385

421,896

165

100,698

61

54,260

増減数

平27-平22

-138

-9,187

-149

-2,064

-110

-18,794

-28

-9,277

-10

-5,156

増減率

平27/平22

-24.8

-26.3

-18.5

-4.1

-28.6

-4.5

-17.0

-9.2

-16.4

-9.5

1経営体当たり飼養頭羽数

平成27年

-

61.6

-

73.6

-

1,465.8

-

667.3

-

962.8

平成22年

-

62.8

-

62.5

-

1,095.8

-

610.3

-

889.5

  • ブロイラーは出荷羽数を集計した値である。

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 9.作業受託

(1)水稲作受託作業種類別経営体数-農業経営体-(表30)

~全作業が791経営体,部分作業が3,120経営体

農業経営体の水稲作受託作業を作業種類別にみると,全作業を受託したのは791経営体で,前回と比べ261経営体,49.2%増加した。一方,部分作業を受託したのは3,120経営体で,674経営体,17.8%減少した。

表30:水稲作受託作業種類別経営体数(単位:経営体,%)

 

区分 水稲作受託実経営体 全作業 部分作業

実経営体数


育苗


耕起・
代かき


田植


防除


稲刈り
・脱穀


乾燥・
調整

平成27年

3,497

791

3,120

913

1,647

1,631

256

2,556

2,292

平成22年

4,164

530

3,794

1,287

2,196

2,050

273

3,093

2,689

増減数
(平27-平22)

-667

261

-674

-374

-549

-419

-17

-537

-397

増減率
(平27/平22)

-16.0

49.2

-17.8

-29.1

-25.0

-20.4

-6.2

-17.4

-14.8

  • 注)複数回答のため,各作業の合計は実経営体数とは一致しない。

(2)水稲作委託作業種類別経営体数-農業経営体-(表31)

~全作業委託が2,601経営体,部分作業委託が18,229経営体

農業経営体の水稲作委託作業を作業種類別にみると,全作業委託を行ったのは2,601経営体で,前回に比べ887経営体(25.4%),部分作業委託を行ったのは18,229経営体で,10,414経営体(36.4%)それぞれ減少した。

表31:水稲作委託作業種類別経営体数(単位:経営体,%)

 

区分 水稲作委託実経営体 全作業 部分作業

実経営体数


育苗


耕起・
代かき


田植



防除



稲刈り
・脱穀


乾燥・
調整

平成27年

20,524

2,601

18,229

6,365

3,842

4,668

4,859

12,863

13,706

平成22年

31,862

3,488

28,643

10,242

7,065

7,372

7,226

19,708

21,469

増減数
(平27-平22)

-11,338

-887

-10,414

-3,877

-3,223

-2,704

-2,367

-6,845

-7,763

増減率
(平27/平22)

-35.6

-25.4

-36.4

-37.9

-45.6

-36.7

-32.8

-34.7

-36.2

  • 注)複数回答のため,各作業の合計は実経営体数とは一致しない。

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 10.農業経営の特徴

(1)環境保全型農業に取り組んでいる経営体数-農業経営体-(表32,表33)

~環境保全型農業に取り組んでいる経営体数は14,865経営体(全体の25.63%)~

環境保全型農業に取り組んでいる経営体数は14,865経営体で,前回と比べ13,699経営体(47.96%)減少し,全農業経営体の25.63%となっている。そのうち単一経営の類別経営体をみると,稲作が5,729経営体(構成割合9.88%)と最も多く,以下,露地野菜1,884経営体(同3.25%),施設野菜1,720経営体(同2.97%)などの順となっている。
また,具体的な取組形態をみると,農薬低減が11,480経営体と最も多く,次いで化学肥料低減,堆肥による土作りの順となっている。

表32:農業経営組織別環境保全型農業に取り組んでいる経営体数(単位:経営体)
区分 経営体計 環境保全型農業に取り組んでいない 環境保全型農業に取り組んでいる
販売のあった経営体数 単一経営
小計 稲作 麦類作 雑穀・いも類・豆類 工芸農作物 露地野菜 施設野菜 果樹類

実数

平成27年

57,989

43,124

14,865

14,781

10,959

5,729

12

392

68

1,884

1,720

660

平成22年

71,542

42,978

28,564

28,111

20,677

12,463

20

566

178

3,067

2,435

1,067

増減数

平27-平22

-13,553

146

-13,699

-13,330

-9,718

-6,734

-8

-174

-110

-1,183

-715

-407

増減率(%)

平27/平22

-18.94

0.34

-47.96

-47.42

-47.00

-54.03

-40.00

-30.74

-61.80

-38.57

-29.36

-38.14

構成比(%)

平成27年

100.00

74.37

25.63

25.49

18.90

9.88

0.02

0.68

0.12

3.25

2.97

1.14

平成22年

100.00

60.07

39.93

39.29

28.90

17.42

0.03

0.79

0.25

4.29

3.40

1.49

(つづき)

区分 環境保全型農業に取り組んでいる(つづき)
単一経営(つづき) 複合経営 販売のなかった経営体
花き・花木 その他の作物 酪農 肉用牛 養豚 養鶏 養蚕 その他
の畜産

実数

平成27年

199

139

53

60

27

10

2

4

3,822

84

平成22年

360

166

145

102

81

22

3

2

7,434

453

増減数

平27-平22

-161

-27

-92

-42

-54

-12

-1

2

-3,612

-369

増減率(%)

平27/平22

-44.72

-16.27

-63.45

-41.18

-66.67

-54.55

-33.33

100.00

-48.59

-81.46

構成比(%)

平成27年

0.34

0.24

0.09

0.10

0.05

0.02

0.00

0.01

6.59

0.14

平成22年

0.50

0.23

0.2

0.14

0.11

0.03

0.00

0.00

10.39

0.63

表33:環境白書に取り組んでいる経営体の取組形態別経営体数(単位:経営体)
区分 経営体数   取組形態別経営体数
うち環境保全型農業
取組経営体数
化学肥
料低減
農薬低減 堆肥による土作り

平成27年

57,989

14,865

8,681

11,480

6,569

平成22年

71,542

28,564

19,665

23,343

14,775

増減数

-13,553

-13,699

-10,984

-11,863

-8,206

増減率(%)

-18.9

-48.0

-55.9

-50.8

-55.5

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 11.林業

(1)林業経営体
保有山林面積規模別経営体数(表34)

~5ヘクタール以上の階層の林業経営体が6割~

林業経営体を保有山林面積規模別でみると,5ヘクタール未満階層は474経営体(構成割合37.44%)となり,5~10ヘクタール階層は408経営体(同32.23%),10~50ヘクタール階層は338経営体(同26.70%),50ヘクタール以上階層は46経営体(同3.63%)となった。

表34:保有山林面積規模別経営体数(単位:経営体)
保有山林面積
(ヘクタール)
経営体数  
構成比(%)

1,266

100.00

保有山林なし

19

1.50

3ヘクタール未満

16

1.26

3~5

439

34.68

5~10

408

32.23

10~20

218

17.22

20~30

67

5.29

30~50

53

4.19

50~100

29

2.29

100~500

16

1.26

500~1,000

1

0.08

1,000ヘクタール以上

-

-

(2)過去5年間に保有山林で林業作業を行った経営体数(表35)

~林業作業を行った経営体は1,219経営体(全経営体の96.29%)

過去5年間に林業作業を行った実経営体は1,219経営体となり,そのうち最も多かった作業は,間伐で821経営体,次いで下刈りなどの769経営体となっている。

表35:過去5年間に保有山林で林業作業を行った経営体数(単位:経営体)
林業作業を行っ
た実経営体数
植林 下刈りなど 間伐 主伐
実経営体数
切捨間伐

利用間伐

1,219

172

769

821

738

200

46

(3)過去1年間に保有山林で林業作業を行った経営体の作業別経営体数と作業面積(表36)

~林業作業を行った経営体は942経営体(全経営体の74.41%)

過去1年間に林業作業を行った実経営体は942経営体となり,そのうち最も多かった作業は,下刈りなどで600経営体,次いで間伐の552経営体となっている。

表36:過去1年間に保有山林で林業作業を行った経営体の作業別経営体数と作業面積(単位:経営体,アール)
林業作業を行った実経営体 植林 下刈りなど 主伐
経営体数 面積 経営体数 面積 経営体数 面積

942

104

8,563

600

75,560

18

4,660

間伐
実経営体数
切捨間伐

利用間伐
経営体数 面積 経営体数 面積

552

479

83,675

109

36,909

 

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