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農業経営リアルタイム情報 

令和4年度常陸大宮地域就農支援協議会研修会を開催(令和4年7月)

 7月26日(火)、常陸大宮合同庁舎において、令和4年度常陸大宮地域就農支援協議会研修会を開催し、就農支援アドバイザー、就農希望者、関係者計29名が出席しました。

 研修会では、まず、県農業総合センターから「本県における就農支援の現状と対応」について、県内の支援事例をまじえながら説明がありました。

 次に、県北農林事務所企画調整課から「新規就農者育成総合対策(経営開始資金、経営発展支援事業)」について説明がありました。

 また、新規就農者の事例発表として、昨年、常陸大宮市においてイチゴで就農された彦田真吾氏から、「就農までの経緯、就農する際の課題や苦労した点、就農支援者側への要望」などについて発表をいただきました。

 出席者からは、「県北地域は他の地域よりも比較的農地を確保しやすいので、その有利な点をもっと就農希望者にPRすべき」、「就農希望者の農地や住居の確保、さらに今後は、経営移譲も含めて新規就農者の確保に向けた体制を整備すべき」など、活発な意見が出されました。

 最後に普及センターから、現在の就農相談の状況、県北地域におけるスマート農業事例、中山間地域における土地改良事業の活用について説明をしました。

 普及センターでは、今後も就農支援協議会活動を通じて、地域における新規就農者の確保・育成に取り組んでいきます。

  県北農林事務所常陸大宮地域農業改良普及センター K.A

 

                【写真】

                 就農協議会研修

常陸大宮地域就農支援協議会研修会を開催(令和3年7月)  

 常陸大宮地域就農支援協議会は主催で就農支援アドバイザー、関係機関など23名を対象に研修会を開催しました。

 初めに研修会では、担い手育成担当専門技術指導員が「県内の就農支援の状況について現状と課題」を提起しました。次に、農業技術課がオンラインで、「農業次世代人材投資事業など就農支援に関する制度の概要」、「新規就農者の研修受け入れ要件の変更点等」について情報提供しました。最後に就農支援アドバイザーで常陸大宮市で施設イチゴを経営する早川重男農業経営士が、「研修受け入れ事例やアドバイザーの役割」について経験に基づいた事例を紹介してもらいました。参加者からは、各報告に対し活発な質問や意見が出され、有意義な研修会となりました。

 今後も関係機関とアドバイザーが情報の共有化を図りながら、常陸大宮地域の新規就農者の確保・育成にむけて活動を進めていきます。

令和3年8月5日 常陸大宮地域農業改良普及センター Y.N(担い手)

就農支援協議会の研修会の様子