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ページ番号:72722
更新日:2025年6月13日
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労働者の熱中症の重篤化による死亡災害を防止するため、
厚生労働省は、令和7年6月1日から労働者を雇用する全ての業者(農業者含む)に対して、
労働者への熱中症対策を義務付けました。
「熱中症やそのおそれのある作業者の早期発見のための体制整備」
「重篤化を防止するための措置の実施手順の作成」
を行い、その内容を関係作業者に周知するように義務付けされています。
○対象となる作業
WBGT値※が28度以上又は気温31度以上の環境下で連続1時間以上又は1日4時間を超えての実施が
見込まれるもの。
※暑熱環境による熱ストレスの評価を行う暑さ指数のこと。
基本的な考え
熱中症の恐れがある労働者を早期に見つけ、その状況に応じ、迅速かつ適切に対処することにより、
熱中症の重篤化を防止する。
○具体的な対応(詳しくはパンフレット(PDF:2,392KB)をご覧ください)
1.見つける
作業員の様子がおかしいと感じたら・・・
2.判断する
作業から離脱させ、救急隊を要請するかどうか決める
迷ったときは#7119等を活用し、専門家の指示を仰ぐことも有効。
3.対処する
救急車が到着するまでに、重篤化しないよう身体冷却等を行う。
4.未然防止、周知
作業開始前にWBGT値を周知したり、作業場に対応フロー(PDF:312KB)
を掲示したりする。
5月は1年の中で農作業死傷事故が最も多く、令和6年度は全国で50件報告されています。
農作業事故を防ぐため、以下のような対策を徹底しましょう!
1.単独作業を避ける
なるべく2人以上で作業し、お互いの様子を確認しあいましょう。
2.道路環境を確認してから機械を動かす
ぬかるみや傾斜地等での事故が多発しています。
安定しない場所での作業はなるべく避け、あらかじめ危険箇所を把握しましょう。
3.安全装置、装備を必ずつける
安全フレームやランプ類を使用し、事故を防ぐことが重要です。
また、万が一事故が起きても軽症で済むよう、ヘルメットやシートベルトは必ず着用しましょう。
詳しくはチラシ(PDF:818KB)を御覧ください。
・安全確認と予防対策で公道での農機による死亡事故を防ぎましょう!(PDF:818KB)
・農作業を安全で衛生的に行うために(PDF:4,037KB)
・農作業中の熱中症に注意しましょう!(PDF:1,513KB)