令和2年度行方地域農業後継者クラブプロジェクト活動発表会を開催しました！

　令和3年1月18日（月曜日）令和2年度行方地域農業後継者クラブプロジェクト活動発表会を開催しました。本発表会は、若手農業者が取り組んだプロジェクト活動の成果を発表するための発表会です。例年、農業学園の一部として、学園生を招いて開催していましたが、本年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、発表者と助言者、関係者のみでの開催となりました。
　プロジェクト活動とは、自らが日常の営農活動における問題を見つけ,これを解決する為の目標・計画を立て,解決に向けた活動を通して知識と技術を身に付ける「実践的学習活動」のことです。この活動に取り組むことで,課題解決能力の向上はもとより,産地や地域農業の活性化にもつながることが期待されます。
　発表会では,農業後継者クラブ「ミラクルTRICK」の高橋勇希氏が自家のレンコン栽培で問題となっている「黒しぶ」の改善に取り組んだ活動について、新堀勝利氏が加工用米品種「とよめき」の収量増加を目指して取り組んだ活動について、それぞれ発表しました。
　発表後、助言者として出席した農業三士から、「新型コロナウイルス感染症が蔓延し、農業という産業も元気が無くなっている中、若い農業者が頑張っている取り組みを聞いて、元気が出た。これからも積極的にプロジェクト活動に取り組んでいってほしい。」という激励の言葉をいただきました。
　普及センターでは今後もプロジェクト活動の支援などを通して,担い手の資質向上を支援していきます。（農業の成長産業化）