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ページ番号:72606
更新日:2025年5月22日
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性暴力は、対等な関係が築かれていない場面で起こりやすくなります。
先輩・後輩などの上下関係がある場合だけでなく、同級生同士でも、力関係や心理的な影響により、対等でない関係になることがあります。
例えば、相手の行動に「いやだ」と感じても、自分の気持ちを伝えることに遠慮してしまうような場合、それは対等な関係とは言えません。
相手を思いやり、お互いの意見や気持ちを尊重しながら、対等にコミュニケーションを取る関係を築くことが大切です。
相手の同意がないまま、一方的に性的な行為をすることは性暴力です。「相手もしたいと思っているはず」や「恋人・配偶者だから当然」といった思い込みは、性暴力につながる危険があります。
避妊に関しても、相手の意思を無視することは性暴力にあたります。
「イヤ」と言っていないからといって、「同意している」とは限りません。また、キスをしたからといって性交をしてもよい、ということにもなりません。
アルコールや薬物などの影響で相手の意識がはっきりしていない場合、それは同意があるとは言えません。自分の意思で判断・選択できる状態ではじめて、「同意があった」と言えるのです。
少しでも「イヤだな」と感じたり、避妊に関して不安がある場合は、勇気を出してパートナーに伝えましょう。相手の気持ちを尊重し合える関係が、性暴力を防ぐ第一歩です。