第47回茨城県消費者大会を開催しました

消費者問題を学び,「消費者力」の向上を目的として,第47回茨城県消費者大会を開催しました。「デジタルで快適、消費生活術～デジタル社会の進展と消費者のくらし～」をテーマに,約800名の方々にご参加いただきました。

大会概要

開催日：令和5年7月14日（金曜日）午後1時から午後4時まで

 場所：ザ・ヒロサワ・シティ会館大ホール（水戸市千波町東久保697）

 主催：茨城県消費者団体連絡会

 共催：茨城県,茨城県生活協同組合連合会

大会の様子

1大井川知事挨拶（要旨）

　本日は,第47回の茨城県消費者大会が盛大に開催されましたこと,心から喜びを申し上げます。

　近年,デジタル技術の飛躍的進歩により,消費者行政を取り巻く様相も大きく様変わりしております。インターネット通販のトラブルでは,昨年度は全国で約25万3千件と,一昨年から2万件ほど増えております。また,インターネットゲームに関するトラブルでは,20歳未満からの相談が本県でも非常に増えていることから,高齢者のみならず,若者に向けた消費者トラブルの注意喚起も重要な課題となっており,デジタル時代における消費者行政の新しい様相でございます。

　県におきましては,消費者教育啓発員による出前講座やライフステージに応じた消費生活に関する知識や情報の提供など,被害の防止に努めておりますが,多岐にわたる被害の解決を図るためには,地域社会が一丸となり,消費者トラブルへの対応力を高めていくことが,大変重要でございます。

　消費者団体の皆様方におかれましては,消費者被害の未然防止に向けて,消費者フォーラムの開催などに取り組んでいただき,誠に心強い限りでございます。

　引き続き,県といたしましても,消費者団体と市町村と連携しながら,消費者被害の未然防止に取り組んで参りますので,消費者団体の皆様におかれましても,一層のご尽力を賜りますよう,心からお願い申し上げます。

　結びに当たりまして,茨城県消費者団体連絡会の益々の発展と,皆様の健勝をお祈りいたしまして,私からのご挨拶とさせていただきます。

2講演

「デジタル社会における消費者の向き合い方」と題して,公益社団法人全国消費生活相談員協会の石田幸枝（いしだゆきえ）氏にご講演いただきました。

3公演

音楽隊22名とカラー・ガード隊7名で編成される茨城県警察音楽隊により,「学園天国」など計4曲の演奏が行われました。