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更新日:2022年2月27日
今年の3月11日で、東日本大震災から11年が経ちます。
この11年間に熊本地震や北海道胆振東部地震など、全国各地で大規模な地震が発生し、大きな被害がもたらされました。茨城県沖では、今後30年以内にマグニチュード7.0〜7.5程度の地震が約80%の確率で発生するといわれています(※)。自然の脅威である「地震」を防ぐことはできませんが、私たちは普段から「備え」をすることが大切です。(※)地震調査研究推進本部ホームページより
地震の揺れに備え、家具や家電はしっかり固定し、出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう。
感震ブレーカーは、設定値以上の地震の揺れを感知すると、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める電気火災対策器具です。不在時や避難するときに有効です。
感震ブレーカーについて(外部サイトへリンク)
東日本大震災では、本県沿岸に大きな津波が押し寄せ、人的被害や住家被害が発生しました。
また、1月に他国の火山噴火により潮位変化が観測され、本県にも津波注意報が発表されたことは記憶に新しいところです。津波から身を守るため次の点に注意しましょう。
強い揺れを感じたり、津波警報・注意報を聞いたりしたときは、すぐに海岸の近くや川沿いから離れ、高台などに避難しましょう。車で移動すると渋滞で身動きが取れなくなる恐れがあるため、徒歩で避難するようにしましょう。
沿岸にお住まいの方は、自宅が津波で浸水する可能性があるのか、津波が来ると分かった時どこに避難するのかを、お住まいの市町村が作成する津波ハザードマップで日頃から確認しておきましょう。
学校や職場、外出先など、家族が離れた場所にいるときに地震が起きても、お互いの安全を確認し合えるよう、連絡方法や避難場所(集合場所)、避難経路を決めておきましょう。また、非常持ち出し品と備蓄品を準備しておき、非常食の消費期限が過ぎてしまっていることがないように、定期的に点検・交換を行いましょう。
県では、LINEやツイッター、メール、アプリなどで防災情報を発信しています。事前に登録し、有事の時の情報収集に生かしましょう。
コロナ禍でも安全に避難するため、次の点に注意しましょう。
避難所の備蓄物資には限りがあります。感染症対策グッズをあらかじめ用意しておきましょう。
食事中以外のマスク着用、手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染症対策を徹底しましょう。
※流水で手洗いできない場合にはアルコールを含んだ手指消毒薬を使用しましょう。
発熱や咳が出るなどの症状を感じたら、すぐに係員に伝え、指示に従って、専用のスペースなどに移動しましょう。
イオンモールや関係機関と連携し、備蓄品の準備や避難所体験など、地震や風水害に対する「備え」を知っていただくためのイベントを、定期的に開催しています。
避難所体験の様子
【次回開催予定】
備蓄品の準備や避難所体験など、家族で防災について学べるイベントです。いつ起こるか分からない災害から、自分や家族、大切な人の命を守るため、防災について学んでみませんか。
日時▶3月5日(土曜日)10時~16時
場所▶イオンモール水戸内原1階メインコート(水戸市)
※新型コロナウイルス感染症の感染状況などにより、中止となる場合があります。
震災の体験や記憶を引き継いでいくため、記録資料展示会を開催します。
日時▶3月9日(水曜日)~22日(火曜日)、8時30分~17時(土・日・祝日は10時から)
場所▶県庁舎2階県政広報コーナー2(水戸市)
被災した際、地震保険や共済などに加入していれば、被災後の当面の生活を支え、立て直すために役立ちます。茨城県地震等災害保険・共済加入促進協議会について
県防災・危機管理課☎029(301)2885
大規模災害で被災した方々が早期に生活を再建するためには、災害ボランティアの力が必要不可欠です。
県では、2020年12月に「茨城県災害ボランティア活動を支援し、促進するための条例」を制定し、昨年4月には、「茨城県災害ボランティア活動支援基金」を設置しました。
今後起こりうる大規模災害に備えるため、市町村や地域の社会福祉協議会、NPOや災害ボランティア団体などとの連携・協力のもと、基金を活用しながら、災害ボランティア活動支援に係る人材育成や体制整備を推進しています。
災害発生時にボランティア活動を迅速かつ円滑に行えるよう、「茨城県災害ボランティア」の登録を募集しています。登録された方には、災害ボランティア活動に関する各種情報を配信しています。
県では、災害ボランティアが使う資機材や活動場所まで送迎する移動手段の確保など、災害ボランティア活動を支援するため、寄付金を募集しています。(外部サイトへリンク)
県福祉指導課☎029(301)3157
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