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更新日:2024年2月5日

令和5年茨城県広報コンクール広報写真部門(組み)特選 受賞感想文・講評

特選受賞作品

R5組み写真ひたちなか

受賞感想文

勝利にかける思いを、この1枚に。
常総市長公室秘書課島亮

和5年に開催された「常総市中学校総合体育大会」、中学校部活動の集大成となる大会であり胸が熱くなる思いで取材しました。生徒の減少により、チーム競技では中学校同士合同での出場となる中学校もあるなか、勝負に真剣に挑む生徒の表情から大会にかける力強い思いが伝わってきて、その思いを広報紙という記録に残る形で残したく、制作をしました。
回の取材では、生徒の普段の生活では見られない真剣な眼差しや喜びなど、表情を意識した撮影を心掛け、そして、表紙で使用する写真も、生徒の表情からこれまでの努力が伝わってくるものが多かったため、選別には非常に苦労しましたが、見る人に生徒の勝負にかける熱い思いが伝わるようなメッセージ性のある写真を選び、それをどう形にするか何度も組みかえ試行錯誤し、完成したものです。
回「特選」とい結果をいただいたことは非常に嬉しく、光栄なことであり、広報担当としても今後の励みになりました。また、今回撮影させていただいた各中学校関係者の皆さまのご協力があってこその受賞ですので、ご協力いただいた皆さまにはとても感謝をしています。
後も多くの方に手に取ってもらえるような広報紙づくりを心掛け、ひとりでも多くの市民の方に常総市を誇りに思っていただけるよう取り組んでいきたいと思います。

受賞作品一覧

R5組み写真ひたちなか(外部サイトへリンク)

R5くみひたちなか(外部サイトへリンク)

【特選】広報常総7月号紙(常総市)

【準特選】 市報ひたちなか2月10日号6・7ページ(ひたちなか市)

 

R5組み写真ひたちおおた(外部サイトへリンク)

 

R5組み写真土浦(外部サイトへリンク)

【入選】広広報ひたちおおた6月号紙(常陸太田市)

【入選】広報つちうら1月上旬号6・7ページ(土浦市) 

 

R5組み写真龍ヶ崎(外部サイトへリンク)

 

R5組み写真那珂(外部サイトへリンク)

【入選】広報龍ケ崎『りゅうほー』3月前半号紙(龍ケ崎市)

【入選】広報なか9月11日号2・3ページ(那珂市)

講評

フォトグラファー 新垣宏久

数の審査員の点数を集計し、以下のような結果になりましたが、どの作品も努力が感じられ、甲乙付け難いというのが正直な印象です。この結果に一喜一憂することなく、今後も自信を持って広報誌編集に取り組んでいただきたいと思います。

【特選】「広報常総7月号/表紙」 
学校総合体育大会における選手たちの真剣な姿。紺色の剣道の選手の上に他の競技の選手たちを映し出すように配置しています。表紙では目を引くデザイン性を重視し、中のページは競技会場の雰囲気がわかる写真を掲載しています。こうした使い分けは有効だと思います。
【準特選】「市報ひたちなか2月10日号/6・7ページ」 
田マラソンの参加者の表情を「一人一人のドラマがある」というキャッチコピーの通りに生き生きととらえています。撮り方狙い方が変化に富みどれも効果的。撮影者5人のチームワークの成果でしょう。
【入選】「広報ひたちおおた6月号/表紙」 
防団員の活動を動きのある訓練の写真と引き締まった表情で伝えています。同じような写真になりがちな題材ですが、目を引くように見せ方を工夫している点に好感が持てます。整列した隊員にしっかりカメラの方を見てもらった方がよりインパクトのある仕上がりになったと思います。
【入選】「広報つちうら1月上旬号/6・7ページ」 
ンコン農家に密着し、生産から販売までを紹介する内容です。説明のための写真なので派手さはありませんが、各場面を丁寧に取材しています。前の4・5ページをフォトコンテスト的な美しい写真で構成しているので、6・7ページは説明用と割り切れたのが良かったと思います。
【入選】「広報龍ケ崎『りゅうほー』3月前半号/表紙」 
が初開催した子ども向けの職業体験イベント。詳細は中のページで紹介し、表紙は憧れの職業のユニフォームを着た子どもたちの笑顔で構成しています。これも表紙と中のページを使い分けた良い例です。
【入選】「広報なか9月11日号/2・3ページ」
ロナ禍で開催年がずれた伝統の祭。応募用紙の掲載意図によれば「右下のお面をかぶった少女が祭りで見た光景というストーリーを表現した」とのこと。広報誌としてはひねった表現で賛否が分かれます。撮影技術が向上すれば説得力が増すでしょう。

株式会社信亥來 代表ォトグラファー崎聡

み写真のページを構成する際に陥りがちなのが、いい写真がたくさんあると欲が出て色々な写真を選びすぎてしまうこと。結果的にごちゃごちゃした見づらいページなってしまうというもの。情報としての写真とイメージ写真を切り分けて考えると構成しやすく、また写真の大きさは均等でなく、大小をつけると雰囲気のあるページが作りやすくなる。
選の「広報常総7月号」総合体育大会をテーマにしたものであるが、アイデアとデザインセンスで他より頭一つ抜き出る工夫がされていた。写真単体だけでなく、デザインとの複合的なコラボレーションによってアイキャッチの効果は発揮される。写真を生かしたいという思いが新しいクリエイティブを産む好例である。
特選「市報ひたちなか2月10日号、マラソン大会の組み写真だがたくさんの写真からどれを選ぶかがポイントである。人に寄った写真と全景の様子をうまく組み合わせてある。使用する写真枚数を少なくしていく引き算のデザインが求められる紙面をうまく構成した。
選の「市報ひたちおおた」は、色を効果的に使ったデザインが良かった。背景に黄色をうまくつかって防災のイメージを伝え、訓練の様子を白黒にすることによって真ん中の消防隊員が目立つデザインが目を引く。
広報つちうら」は、幅広い世代がれんこんに興味を持つよう記事として組み写真を構成した。収穫からの様子をわかりやすくシンプルに構成しつつ、取材レポートもしっかり掲載しており愛着をもって取材しているのが伝わる。
ケ崎市「りゅうほー」子供たちの表情にほっこり。子供の低い目線までカメラアングルを下げて等身大の素直な表情を引き出している。イベントの限られた時間の中で子ども達の自然な表情を引き出せた撮影者の人柄もうかがえる。
広報なか」写真のぶれによってまつりの臨場感が伝わる。夜のイベント撮影は背景が暗くなってしまいがちなので明るい部分が多くなるよう撮影構図を作るのが肝要である。提灯の明るさを利用したシルエットでのカットは良かったが、デザインで大小めりはりをつける構成にするとより写真が引き立つページになる。

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