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更新日:2026年2月9日

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令和7年度「映像部門」特選受賞コメントおよび審査員講評

特選受賞作品

守谷市「ぼく、こじゅまる」

受賞コメント

守谷市長公室秘書課係長嶋浩太郎

まちの魅力が詰まったアニメーション

の度は、このような栄誉ある賞を賜り、心より感謝申し上げます。

回ご評価いただいた映像作品は、守谷市イメージキャラクター「こじゅまる」が守谷を舞台に飛び回るストーリーです。作品を楽しみながら、守谷市の魅力にそっと触れていただけるよう制作しました。

の作品は、前年度に実施した「こじゅまる絵本製作プロジェクト」から生まれました。市民の皆様からアイデアを募るワークショップを経て、もりや広報大使で絵本作家のイヌイマサノリさんによる絵本を制作。より多くの皆様に親しんでいただくため、アニメ映像化に挑戦しました。

レーションには、地元の声優を採用。「鳥なのにちょっとしか飛べない」設定のこじゅまるの動きにこだわったり、八坂神社祭のシーンでは実際の祭で録音した音声を使用したり、守谷音頭の音源を使うなど、市民に親しみを持ってみてもらえるよう工夫しました。

の作品の実現にご尽力くださった全ての関係者の皆様に、アニメ化を後押ししてくださった絵本読者の皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

回の受賞を励みに、私たちはこれからも、市民の皆様のシビックプライドを育むシティプロモーション施策に、より一層積極的に取り組んでまいります。このアニメが、守谷の魅力を広めるブランドムービーの一つとして活用されることを願っております。

審査員講評

東海大学化社会学部報メディア学科員教授井孝仁

回、特選となった守谷市の『ぼく、こじゅまる』はとても魅力的な作品になっていた。こじゅまるの「失敗」がきっかけになることで、「何が起きるのだろう」見続けたいという思いを生み出すことができている。ストーリーの作り方として的確であるとともに、守谷市の魅力が上手に組み込まれていることにも注目できる。これらにより、「おもしろい」物語になっており、作品の存在や内容について、誰かに話してみたいという気持ちを醸成しうるだろうことは高く評価したい。

た、準特選である日立市の『【消防めし』のぞいてみた!消防士たちのリアルなごはん!』は、奇を衒わない安定したカメラワークに好感が持てる、また、消防士を扱うときは多くの場合、地域のヒーローとして描くことが多いが、この作品では消防の新しい一面を見せている。それぞれの登場人物の表情や動きにも引き込まれる。市民から消防という取り組みへの親近感を獲得するという意味で十分に成功する可能性を持っている作品であった。

治体広報における映像作品については、映像のクオリティという視点での評価と共に、この映像が広報においてどのような役割を果たすのかという視点からの評価が重要になる。広く知ってもらうため、シェアしてもらうための映像と、コンテンツへ引っ張り込んだ上で共感を形成するための映像とは、同じ「映像」という言葉を用いても、作品の作り方は異なるだろう。

い映像作品を創ろうと思うときには、拡散され広く知ってもらうための作品か、自分ごとだと思ってもらうために訴求対象者に寄り添った作品か、信頼してもらうために公共性やデータを十分に活用した作品か、共感してもらうために人と物語がある作品か、行動してもらうための取扱説明書として有用な作品か、今、ここで求められる映像はどのようなものだろうという把握が必要になる。そうしたことも意識しながら、役割を果たす映像作品を今後も期待したい。

日本国際学園大学くばキャンパス長嶋啓

年度の映像部門審査を通じて、私は茨城県内の広報クリエイティブが新たなフェーズに突入したことを強く実感しました。全体として極めてクオリティーが高く、映像技術の向上はもとより、企画の根底にある「戦略性」が飛躍的に洗練されています。

【特選】守谷市「ぼく、こじゅまる」
特選に輝いた守谷市の「ぼく、こじゅまる」は、広報映像の固定概念を覆す、非常に野心的かつ戦略的な作品です。多くの自治体が美しい風景をドローンで撮影する「実写」のアプローチを取る中で、守谷市はあえて「アニメーション」という手法を選択しました。この決断こそが、メディアデザインの観点から見て極めて秀逸であり、勝因であると言えます。

作の最大の功績は、実写では表現しきれない「街の体温」や「物語」を可視化した点にあります。主人公であるキャラクター「こじゅまる」の視点を通すことで、見慣れた日常の風景が、温かみのあるファンタジーへと変換され、視聴者、特にターゲットである子育て世代や子どもたちに対して、圧倒的な親近感と心理的な安心感を提供しています。

【準特選】日立市「『消防めし』のぞいてみた!消防士たちのリアルなごはん!」
準特選の日立市は、エンターテインメントの文脈を巧みに取り入れた企画力が光りました。「消防」という、普段は市民にとって「非日常・緊急時」の存在を、「食」という最も身近で普遍的なテーマで切り取る発想が素晴らしいと感じました。

しい訓練の合間に見せる隊員たちの「素顔」と「笑顔」は、どんな美辞麗句よりも雄弁に、彼らの人間味と信頼感を伝えていました。行政広報における「安心安全」と「親しみやすさ」のバランスを見事に現した、コミュニケーションデザインの好例です。

【入選作品について】
選の3作品も、それぞれの市の特性を最大限に引き出す素晴らしい映像美と企画力を見せました。

回の審査を通じて、映像は単に「見るもの」から「体験するもの」へと進化していると感じました。特選・入選作品はいずれも、視聴者の感情を揺さぶり、地域への新たな発見を促す力を持っています。これらの作品が、茨城県の魅力を内外に発信する強力なエンジンとなることを確信しています。

このページに関するお問い合わせ

総務部知事公室広報広聴課政策広報

茨城県水戸市笠原町978-6

電話番号:029-301-2128

FAX番号:029-301-2169

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