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ホーム > 県政情報 > 広報・広聴 > 広報 > 茨城県広報コンクール > 令和7年度茨城県広報コンクール審査結果 > 令和7年度「広報写真部門(組み)」特選受賞コメントおよび審査員講評
ページ番号:74260
更新日:2026年2月9日
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まち全体が、大きな学校
特選という栄えある賞をいただき、心より感謝申し上げます。今回の受賞は、快く取材を受け入れてくださった事業者の皆さま、子どもたちや保護者の皆さまのお力添えがあってこそ得られたものです。夏休み期間中に行われた「キャリア探検ラリー」の撮影は、連日の厳しい暑さとの戦いでもありました。しかし、真剣に仕事に挑む子どもの表情や、それを包み込むような大人の温かいまなざしに触れる度「このかけがえのない瞬間を収めたい」と、夢中でシャッターを切っていました。それぞれの現場で、地域みんなで子どもを育てるという、ひたちなか市に根付いたぬくもりある循環を感じることができました。紙面構成では、全体に紙ヒコーキをあしらい、視線を誘導すると共に、子どもたちが未来へ羽ばたいていくという物語を描きました。この夏の経験が、いつか彼らが大人になったとき、ふるさとへの愛着を呼び起こす「心の原風景」となったらうれしい。そんな願いを、一枚一枚の写真に込めています。市報ひたちなかのコンセプトは「市民が主役の広報紙」。これからも人々の想いに寄り添い、どこかほっとするような広報を目指して邁進してまいります。この度は、本当にありがとうございました。
今年度は、切り抜きの人物など並べて構成したコラージュ作品が多数ありました。ソフトウェアが進歩して簡単に切り抜けるようになりましたが、その配置にはセンスが必要です。その意味で入賞作品は成功している例と言えるでしょう。
気になった点として、室内の写真から切り抜いた人物を屋外の写真の上に配置した作品がありました。このような誤解を招きかねない合成は厳に慎むべきだと思います。
【特選】ひたちなか市市報ひたちなか10月25日号6~7ページ
題材は小中学生を対象にした職場体験。しかし単なる記録・報告ではなく、子供の成長に寄り添う感動的なメッセージとして7ページに及ぶ特集を組んでいます。応募の組み写真はそのまとめの部分。子どもと大人のどちらかに偏ること無く「交流」そのものをとらえています。明確な視点と集中力には本当に驚きました。詩情あふれる文章と効果的なイラストを添えた構成も秀逸です。
【準特選】ひたちなか市市報ひたちなか9月10日号6~7ページ
「ひたちなかまつり」と「みなと八朔まつり」の様子を伝えるコラージュです。文字の説明はほとんど無く、臨場感のある写真でエッセンスだけを伝える大胆な構成です。撮影と配置が共に優れています。
【入選】古河市広報古河5月1日号8~9ページ
恒例の古河桃まつりの記録です。花火やライトアップなど期間中のイベントについてはコンパクトにまとめ、花を楽しむ人々の姿に多くのスペースを割いたことで、暖かい春の光が伝わるような優しい仕上がりになっています。
【入選】結城市広報結城1月号表紙
「結城家物語」と題されたプロジェクションマッピングやライトアップのイベントの写真によるコラージュです。一見状況が分かりにくい構成と感じました、幻想的なイベントの雰囲気を伝えるうえでこれも効果的と解釈しました。
【入選】石岡市広報石岡11月1日号4~5ページ
恒例の石岡のおまつりの記録です。多くの町内が参加する伝統の祭りで全体を網羅しようと思えば大変な枚数になるところですが、近年は年番町を中心に取り上げ、すっきりとまとまとめています。
【入選】阿見町広報あみお知らせ版222号表紙
読み聞かせ会で絵本を読む高校生とそれを聞く保育園児の写真です。読む人と聞く人の両方が重要な場面ですが、向かい合って座っているので1枚の写真で両方の表情を見せるのは無理です。ならば組み写真にするという発想は自然で合理的です。
【総評】組み写真のページでは、時に思い切って写真を厳選し、点数を絞ることで、それぞれの写真の魅力がより際立つこともある。
本年は構成が工夫され、物語としてのメッセージが伝わる作品が多かった。見る側にも想像を与える余地ができるのは組み写真ならでは面白さと言えるだろう。
【特選】市報ひたちなか10月25日号校外学習の一コマを集めた子どもたちにとっては楽しい1日の宝箱のように感じる瞬間を切り取ったページとなった。この地域ならではの職業体験を大人になった時にも必ず役にたつ経験として実感できると確信している。
【準特選】市報ひたちなか9月10日号ひたちなか祭りを見開きに凝縮してうまくまとめた。人物を背景と分離することをいわゆる「切り抜き」と呼ぶがレイヤーで切り抜きを重ねることによって重厚感と奥行きを感じさせるデザインとなっている。
【入選】広報古河5月1日号古河桃まつりの特集ページ。ピンクの可愛らしくてなんとも華やかなページに仕上がった。桃の花の形をかたどったデザインなど丁寧に作り込んでいることからイベントに対しての愛情も伺えるようなほんわかとした気持ちになった。
【入選】広報結城1月号暗闇に浮かぶ乗国寺山門と青いライトアップがファンタジー感を演出し、まるで竜宮城のようなユニークなイメージフォトに仕上がった。AIを使わず写真を配置してこのイメージを作り上げるのは素晴らしく、リアルなものは読者にも伝わる濃度が違う。
【入選】広報石岡11月1日号祭りの写真は人の多さ、撮影の制限も相まって案外難易度が高いものである。バランスよく撮影し、祭り全体の雰囲気を伝えている。年番長の山車を前にした子どもたちの集合写真は特に印象的で、この写真を軸に、大小のメリハリをさらに工夫すると、よりインパクトのあるページになるだろう。
【入選】広報あみお知らせ版222号読み聞かせ会の一コマ。たくさん写真を撮ったであろうが使用写真数を絞ったのが良かった。普段と違う語り手の高校生だからか子供達の表情が真剣そのもので思わず引き込まれる表情。組み写真ページは時には思い切って写真を厳選して絞るとこういった場面では、より効果的である。