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更新日:2023年5月1日

令和元年度リアルタイム現地速報一覧

令和元年度女性農業士会笠間支部が食育活動を開催しました

5月16日(木曜日)に城里町の高安園にて、女性農業士笠間支部主催の食育活動として、お茶摘み体験を開催しました。この活動は同町内の保育園児38名を対象として、県内三大銘茶の1つである古内茶について知ってもらうことと、収穫の楽しさや、食の大切さを体感してもらうことを目的として開催し、高安園での開催は今年で4回目となりました。

新茶の真っ盛りのこの季節に、まずは製茶工場を見学してもらい、お茶の葉が蒸される良い香りの中で、お茶が出来るまでの行程を学んでもらいました。その後、茶畑に移動し、お茶摘み体験をしました。お茶摘みをするのは初めてのようでしたが、女性農業士の高安さんの説明を聞き、一生懸命にお茶摘みをしていました。

お茶摘みの後は、摘んだお茶の葉を天ぷらにして振る舞いました。新茶の季節限定のごちそうに保育園児も大満足そうでした。

最後に、高安さんより古内茶の説明があり、「たくさんお茶を飲んで、元気いっぱいに過ごしてくださいね」とメッセージを伝え、有意義な食育活動となりました。

普及センターでは、今後も女性農業士笠間支部の食育活動を支援していきます。

笠間地域農業改良普及センター(農山漁村)

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令和元年度JA常陸笠間地区梨部会摘果視察講習会を開催しました

5月17日に、JA常陸笠間地区梨部会摘果視察講習会を開催しました。園芸研究所果樹研究室のほ場視察も兼ねて実施し、岩間梨部会および友部梨部会の部会員計24名が参加しました。

普及センターからは、今年の気象状況や開花状況、摘果・新梢管理の基本について情報提供を行いました。今年の満開日は平年並みで、「幸水」の収穫始期も平年並みと予測されること、樹勢をよく見極めながら摘果や新梢管理を行う必要があることなどについて説明しました。

その後、園芸研究所で「恵水」の摘果基準、1株3樹植えによる早期多収技術、ジョイント栽培等の試験について研究員から説明を受けました。

園芸研究所のほ場と各自のほ場との比較により、摘果・新梢管理に限らず施肥管理等、栽培管理全般に関して活発に意見交換が行われ、有意義な講習会となりました。

普及センターでは、今後も園芸研究所と連携しながら、JA常陸笠間地区梨部会の支援を続けていきます。

ジョイント栽培試験樹見学の様子「恵水」栽培試験樹見学の様子

コギク用定植機の実演会を開催しました

5月17日に、コギク用定植機の実演会を開催し、JA常陸笠間地区花き部会のコギク生産者10名が参加しました。

初めに、井関農機株式会社から、定植機は、2条同時に植栽が可能である。慣行と同等の株間・条間に設定でき、定植時の深さも変えられる。慣行に比べて、約2.5倍の作業能率が期待できる等の説明がありました。

その後、生産者が実際に定植機を操作しながら作業性を確認しました。2人で作業することで、苗の補充や補植などがスムーズに行え、効率的に定植することができました。

生産者からは、「作業性もよく、深さを変えられるのも良い。」、「導入を検討したい。」など、前向きな意見が聞かれ、有意義な実演会となりました。

普及センターでは、今後もメーカー、JA等の関係者と連携し、JA常陸笠間地区花き部会の支援を行っていきます。

コギク定植機実演会のようす

令和元年度新規就農者のための農業講座開講式及び相互訪問研修を開催しました

6月13日に普及センター主催で、令和元年度新規就農者のための農業講座開校式及び相互訪問研修を開催し、受講生18名、関係機関8名、計26名が参加しました。

最初に、普及センターで開講式を実施し、センター長が「儲かる農業を目指して、経営の視点を取り入れ日々の営農に取り組んでほしい」と激励した後、今年度の営農計画を作成してもらいました。それぞれに作付予定の品目や面積、売上目標、販売先、困っていることなどを記入してもらい、今後の受講生の就農定着に向けた支援に活かすこととしました。

その後、第1回講座として相互訪問研修を実施しました。1か所目は、新規参入で就農した若手女性コギク生産者のほ場を見学しました。新規参入で就農するにあたって、市内農家で1年間の研修を実施した人脈を生かして、無償で資材を確保したことなど、新規参入するまでの体験談を聞きました。

2か所目は、定年退職を機に農業を本格的に開始した栗農家のほ場及びカフェを見学しました。減農薬栽培に取り組んでおり、クリシギゾウムシ対策として13年ほど前から導入している温湯処理器の活用方法や、栗を使ったお菓子などを提供する栗カフェの取り組みについての説明を受けました。

情熱を持った新規若手女性農業者と、定年後の第2の人生を歩んでいる経営体の2事例をみることができ、良い刺激になったとの声が多く聞かれました。アンケートを実施した結果、「全員とではないが交流ができた」との回答が100%となり、有意義な講座となったようです。

笠間地域農業改良普及センター(担い手)

農業学園コギク農業学園クリ

古内茶生産組合で茶の香りと商品開発の方向性について学ぶ講演会を実施

6月24日に、JA水戸古内茶生産組合と城里町まちづくり戦略課地域おこし協力隊の主催で、「茨城県産の茶の香りと商品開発の方向性」と題して、講演会が実施されました。今回の講演会は、良質茶葉の生産と需要にあった商品開発への取り組みにつなげることを目的に開催したもので、古内茶生産者及び関係機関等23名が出席しました。

講師には、茨城キリスト教大学名誉教授の川上美智子氏をお招きし、これまでに実施してきたお茶の成分分析の結果や、古内茶の特徴、紅茶やウーロン茶などの商品開発の事例等について学習しました。

生産者からは、「茶の香り成分について学ぶ機会は今まで無かったので、非常に勉強になった」、「今日の講演の内容を参考にして、今年も紅茶作成に取り組みたい」などの声が数多く聞かれ、有意義な講演会となりました。

今後も古内茶生産組合では、古内茶生産者宅での庭先カフェの開催や、「初音茶」復活プロジェクトなどを通して、地域活性化に取り組んでいきます。

笠間地域農業改良普及センター(農山漁村)

古内茶生産組合講演会のようす

農産加工入門講座(食品衛生管理および食品営業許可)を開催

7月11日に、JA常陸と共催で農産加工入門講座を開催し、加工業実施者や志向者、関係機関等32名が出席しました。この講座は、食品営業許可の取得に向けた支援や、食中毒対策の適切な衛生管理知識の習得による、農産加工部門の強化を目的として、毎年開催しています。

今回の講座では水戸保健所衛生課の担当者を講師として、適切な衛生管理による食中毒対策や食品営業許可取得に向けた手続き方法に加えて、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の内容について説明してもらいました。

講座終了後、受講生からは「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理に基づき、食中毒対策を実施していきたい」と意欲的な声が多数聞かれ、衛生管理の徹底に役に立つ講座となりました。

次回以降の農産加工入門講座は、直売所等視察研修や食品表示方法についての講座を、開催する予定です。興味のある方は、笠間地域農業改良普及センターまでご連絡ください。

笠間地域農業改良普及センター(成長産業)

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JA常陸笠間地区栗部会で夏季研修会を開催

7月30日に,農業総合センターにおいてJA常陸笠間地区栗部会夏季研修会が開催されました。園芸研究所果樹研究室のほ場視察も兼ねて実施し,栗部会員約50名が参加しました。

研修会では,園芸研究所から主要なクリの害虫について,被害の特徴や対策の説明を受けました。特に県内で発生が増加しているクスサンについて,詳しい説明がありました。冬場の剪定時の卵塊の除去や,集団で活動する若齢期の捕殺が重要です。笠間普及センターからは,本年度に実施中の,農薬登録拡大に向けた試験の取組について紹介しました。

中生から晩生品種で問題となるクリシギゾウムシの防除については,移動範囲が狭く,他の園地からの飛来は少ないため,収穫対象外果実等の残渣の除去により,大幅な防除効果が期待できるという説明を受けました。

園芸研究所のほ場と各自のほ場との比較により,病害虫防除に限らず品種別の樹勢管理等,栽培管理全般に関して活発に意見交換が行われ,有意義な研修会となりました。

普及センターでは,今後も園芸研究所と連携しながら,JA常陸笠間地区栗部会の支援を続けていきます。

クリ病害虫に関する講義の様子園芸研究所クリほ場見学の様子

JA常陸オクラ目揃会

7月26日にJA常陸オクラ目揃会が行われました。笠間地域では、平成23年からオクラを生産し、現在18名が取り組んでいます。現状把握と今後の出荷計画検討のため、生産者、全農、JA常陸、普及センターで目揃会を行いました。

全農から出荷規格についての説明があり、基本的にこれから出荷量が増加していくので、信頼されるように調整し、単価維持に勤めるように指導がありました。

普及センターからは、収穫開始後の栽培における注意点について説明しました。事前の現地巡回で、柳葉になっていて草勢の弱い木が多く見られるたので、自分のほ場を観察して同様であれば追肥するように指導しました。また、草勢が弱い場合は、葉かきを弱くするように合わせて指導しました。病害虫に関しては、チョウ目やアブラムシ類が多くなってくる時期なので、しっかりと防除するように指導しました。

概ね栽培技術を確立していきている部会ですが、追肥、防除等でまだ改善すべき所があります。今年の生育は全体的に弱めなので、改善できるように普及センターでは指導を続けていきます。

目揃会の様子調製されたオクラ

JA常陸ショウガ現地検討会が開催される

7月30日にJA常陸ショウガ生産者15名に対して現地講習会を行いました。年々販売額を向上させ、新規生産者も増えています。今年は、従来の生産者、新規の生産者に基本技術を徹底させ、収量を向上させるため、今回の講習会を開催しました。

ショウガ新規栽培者の6ほ場を巡回し、全体的に8割程度が発芽していました。生育の早いショウガは15~16枚以上葉が展開しており,3~4本程度の茎数になっていました。8月上旬までが追肥をする適期になります。普及センターからは、これから害虫の発生が心配されるので、殺虫剤を定期的に散布するように、また、根茎腐敗病の発生が懸念されるので,疑わしい株を見つけたら連絡するように伝えました。今年は7月がぐずついた天気で多湿であったため、葉巻等生理障害はあまり見られませんでしたが、これからの乾燥対策として、かん水するように指導しました。

販売額が伸びていることもあり、生産者は熱心に話を聞いていました。収量が向上できるように、これからも笠間普及センターは支援を続けていきます。

笠間地域農業改良普及センター(成長産業)

ショウガ現地検討会の様子ショウガの様子

JA常陸笠間地区栗部会で目揃会を開催

9月7日に、JA常陸栗選果場においてJA常陸笠間地区栗部会目揃会が開催され、栗部会員約100名が参加しました。

目揃会の前に、生栗の出荷に係る選果基準や荷受け方法、集荷スケジュール等について説明が行われました。笠間普及センターからは、品種別に出荷されている各品種の栽培上の特性や、注意が必要な病害虫、同時期に収穫される品種の見分け方等について紹介しました。

目揃会では、JA職員が中心となり、病虫害果や裂果等、規格外となる果実について確認しました。荷札やコンテナ等、出荷に必要な資材の最終的な確認も行われ、本年度の本格的な出荷に向けて準備が整いました。

普及センターでは、今後も技術情報を随時提供し、JA常陸笠間地区栗部会の支援を続けていきます。

栗目揃い会写真1栗目揃い会写真2

JA水戸、JA常陸契約ショウガ目揃会が開催される

10月15日にJA水戸北部ショウガ部会40名、10月24日にJA常陸ショウガ生産者に対して規格遵守を徹底するため、目揃会を行いました。例年行っている講習会で、病害虫の最終防除、収穫について確認を行います。

普及センターからは、貯蔵中の害虫の発生が心配されるので、収穫前に殺虫剤を散布するように、また、根茎腐敗病の発生が懸念されるので、疑わしい株を見つけたら排除するように伝えました。ショウガ収穫後は、寒さにあてると腐敗するので、出荷まで保温するように指導しました。また、重量不足にならないよう、確認するように伝えました。

いままで積み重ねてきた栽培の総仕上げであることもあり、生産者は熱心に話を聞き、意見交換をしていました。産地の信頼向上できるように、これからも笠間普及センターは支援を続けていきます。

JA水戸契約ショウガ目揃会JA常陸契約ショウガ目揃会

ドローンの最新事情と農業への利活用について学ぶ(笠間地域農業経営セミナー)

近年,小型で航行の安全性の高いドローン技術の進展はめざましく,農業分野では現場の人手不足が深刻になるなか,水稲を始めとする土地利用型作物の防除機としての利用が進みつつあります。また,肥料散布,播種,受粉,農産物等運搬,ほ場センシング,鳥獣被害対策への活用も期待されています。今回,笠間管内の生産者等を対象に「ドローン」をテーマとしたセミナーを,11月12日,笠間公民館にて開催したところ,66名の参加者がありました。

最初の講演では,元県職員でドローンによる空撮や病害虫防除,教育活動に携わっている「エアービジョンサポート」の大塚氏に,ドローン全般の話と農業分野での利用,今後の展望について分かりやすく説明していただきました。また,次の講演では県内の農林航空事業分野で活躍されている茨城スカイテック株式会社の鈴木専務から,ドローンの飛行マニュアルと農薬空中散布ガイドライン及び現在の普及状況について説明いただきました。そして最後に笠間地域農業改良普及センターから,今年度,笠間市と城里町で実施したドローンによる水稲航空防除の作業風景(動画)と防除効果について報告しました。

現在の普及は水稲が中心ですが,農薬登録が進めば多くの作物での活用が期待できます。また,当日行ったアンケート調査によると,生育診断等を行うほ場センシング技術への関心を寄せている生産者が多数いました。また,「笠間市が栗の産地であることから,栗への活用を検討してほしい」とか,「城里町で近年,産地化が進んでいるハトムギへの活用を検討してほしい」といった意見が出されました。

普及センターでは,このような意見を大切にし,「ドローン」を活用した課題にチャレンジしていきます。

笠間地域農業改良普及センター(成長産業)

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JA常陸笠間地区梅部会で冬季剪定講習会を開催

11月27日に、笠間市内の梅ほ場でJA常陸笠間地区梅部会冬季剪定講習会が開催され、部会員12名が参加しました。

講習会では、笠間普及センターが講師になり、剪定の実演を行いました。参加者の意見も聞きながら作業を進め、積極的に古い側枝を更新してなるべく樹高を低く維持すること、枝が混まないようにすること、短果枝が発生しそうな中庸な発育枝を選んで利用すること等、基本的な方針を確認しました。

また、結果枝先端の処理については、高枝ばさみ等を用いて短果枝が終わっている部分で切ってしまったほうが、脚立を使う必要もなく、効率的で良いという意見で一致しました。

普及センターでは、今後も技術情報を随時提供し、JA常陸笠間地区梅部会の支援を続けていきます。

笠間地域農業改良普及センター(成長産業)

梅剪定講習会

トマト生産における環境制御技術研修会

11月28日に笠間普及センター管内のトマト、キュウリ、イチゴ、パプリカ、ブドウ、コマツナ、ホウレンソウ生産者10名に対して、環境制御技術研修会を開催しました。

村上農業経営士と協力し、管内施設園芸モデルの確立を目指しています。平成27-28年作の反収は17t/10aでしたが、炭酸ガス発生装置、細霧冷房装置、高性能カーテン等の導入により、平成30-令和元年作は28t/10aを達成しました。

普及センターからは、村上農業経営士の経営概況、耕種概要、高性能カーテンの活用について、高度環境制御により自由に戦略が立てられることを説明しました。

村上農業経営士からは、パソコンでプロファインダーの測定結果を示しながら、「見える化」によってハウスの開閉、暖房機を回す温度の設定、二酸化炭素の効果的な使用方法等を理解しながら管理できることについて説明をしてもらいました。また、ほ場を巡回し、センサーの取り付け位置等について説明をしてもらい、普及センターからは生育調査の方法について説明しました。

現地の説明をしながら質疑応答に入り、光を最大限利用するために、外張りを1年に1回洗うことや、二酸化炭素発生装置についての村上さんの考え等について話をしてもらいました。環境制御技術以外にも、葉かき等について議論がなされました。

トマトだけでなく、多品目の生産者が研修会に参加しました。環境制御はこれからの農業の生き残り戦略の最有力候補の一つなので、大事に育てていきたいと考えています。

笠間地域農業改良普及センター(成長産業)

概要説明ほ場巡回

農産加工入門講座(優良事例等視察研修)開催

12月5日に、自家農産物利用による加工等の起業活動に取り組むための基礎知識・技術の習得を目的に講座を開催し、10名の参加がありました。

自分の経営における加工活動の進め方を学ぶため、おむすびレストラン「筑波山縁むすび」に行き、起業について説明を受けました。平成25年に農林水産大臣より6次産業化総合化事業計画の認定を受けました。補助事業を活用して計画を立て、店舗建設を始めました。筑波山が観光地という立地であることは、起業活動の発展には必要になってくると話してくださいました。

次に直売所における農産物、加工品の販売について学ぶため、道の駅「グランテラス筑西」へ行きました。7割が女性客であるため、清潔感を大事にし、動線が奥まで届くように工夫されており、デパ地下のような高級なイメージづくりをしていました。

今回の研修で、自信のある自家農産物の販売、PRのために、いかにして観光地である笠間という立地の活用をするかや、商品の並べ方、そろえ方が商品価値を高めることなど、参加した生産者には起業活動への課題を感じてもらえたかと思います。起業活動につながるように引き続き情報提供していきます。

笠間地域農業改良普及センター(農産漁村)

縁むすびグランテラス筑西

若手女性農業者を対象とした料理講習会を開催しました

12月13日、管内の若手女性農業者を対象とした料理講習会を開催しました。4年前から管内の女性農業者同士の交流を深めることを目的として開催しており、今回は、9名の若手女性農業者が出席しました。

若手女性農業者でもあり、料理教室の講師も勤める女性農業者が講師となり、「心も体も温まる絶品中華料理」をテーマに4品を作りました。エビの下処理の仕方や、小龍包の包み方のコツを教わり、わきあいあいと楽しく料理をしました。その後、作った料理を食べながら、それぞれの農業経営や仕事内容について情報交換をしました。これから新規就農する出席者から、栽培品目の選定方法や、土地の探し方などを相談する姿も見られ、女性農業者同士の横の繋がりを作ることができました。

大変にぎやかで、女性農業者のパワーを感じる交流会となりました。今後も、普及センターでは、若手女性農業者の支援を続けていきます。

笠間地域農業改良普及センター(担い手)

料理講習会1調理中の様子料理講習会2試食中の様子

 

JA常陸笠間地区栗部会で冬季せん定講習会を開催

12月20日および23日に、笠間市内の栗ほ場3か所でJA常陸笠間地区栗部会冬季せん定講習会が開催され、部会員計95名が参加しました。

講習会では、笠間普及センターが講師になり、せん定の実演を行いました。品種の特性に応じて結果母枝を更新し、収量・品質を確保することや、なるべく樹高が低くなるように制限して、横方向に樹冠拡大していくこと等、基本的な方針を確認しました。

さらに、講習会場で発生していたクスサンやクリオオアブラムシに着目し、これらの害虫の冬季防除の重要性について説明しました。特にクスサンの卵は、そぎ落としてほ場に放置すると、孵化して樹上に戻ってくるため、確実にすり潰すか園外に持ち出すように指導しました。

また、参加者からは、結果母枝先端の処理方法や、収量を維持しながら樹高を下げていく方法等について積極的に意見が出され、有意義な意見交換の場となりました。

普及センターでは、今後も技術情報を随時提供し、JA常陸笠間地区栗部会の支援を続けていきます。

笠間地域農業改良普及センター(成長産業)

クリ剪定講習会その1クリ剪定講習会その2

JA常陸笠間地区枝物部会が共選ハナモモ出荷目揃会を実施

1月9日に、JA常陸友部花きセンターにおいてJA常陸笠間地区枝物部会共選ハナモモ出荷目揃会が開催され、ハナモモ生産者12名が参加しました。

目揃会では、収穫・選別・束の調製・促成室搬入までの流れを確認するとともに、生産者が持ち寄ったハナモモの枝を使って実際に束の調製を行い、荷姿を確認しました。束の調製では、束のボリュームを考えてどのような枝を足すかを見極めることが重要となり、今回の目揃会では、販売先である花束加工業者やスーパー等の販売担当者を交え、1束あたりのボリュームを確認しました。また、普及センターからは、ハナウメ、サクラ、ハナモモ類の冬期の病害虫防除対策等について情報提供を行いました。

参加者は選別する枝の状態や束のボリュームについて、実際に束を調製しながら積極的な意見交換を行っており、有意義な目揃会となりました。

普及センターでは、今後も技術情報を随時提供し、JA常陸笠間地区枝物部会の支援を続けていきます。

笠間地域農業改良普及センター(農山漁村)

ハナモモ目揃会1

令和元年度農業経営向上セミナーを開催!

1月16日,笠間公民館において,「農業経営向上セミナー」を開催し,新規就農者や関係機関等32名が参加しました。

今回のセミナーでは,常陸太田市で野菜4haを経営する常陸農園の和田昇氏を講師としてお招きし「農業への新規参入と販路拡大の取り組み」と題して講話いただきました。今回のセミナーでは,常陸太田市で野菜4haを経営する常陸農園の和田昇氏を講師としてお招きし「農業への新規参入と販路拡大の取り組み」と題して講話いただきました。

事例発表では,中央アグリクラブの長谷川学氏より,「作業分散によるブドウ経営の働き方改革」というテーマで,プロジェクト活動に取り組んだ成果を発表していただきました。そして最後に,県央南農業共済組合から,収入保険制度について情報提供がありました。

参加者からは,売り先のニーズを捉えて品目を選定するという考え方が勉強になった」,「行動力を持って営業を行うことで販路開拓の可能性があることが分かった」,「作業の効率化について考えるきっかけとなった」等の感想が寄せられ,参加者の意識改革につながったようでした。

普及センターでは,今後も就農相談会の実施や農業経営セミナー等を開催し,新規就農者や定年帰農者の支援を継続していきます。

笠間地域農業改良普及センター(担い手)

農業経営向上セミナー写真

JA常陸岩間柿生産組合でせん定講習会を開催

1月21日に、笠間市内の柿ほ場でJA常陸岩間柿生産組合部会せん定講習会が開催され、組合員16名が参加しました。

講習会では、笠間普及センターが講師になり、せん定の実演を行いました。摘果等の作業がしやすい高さまで積極的に切り返すこと、中庸な強さの充実した結果母枝を置き、バランス良く空間が埋まるようにすること等、基本的な方針を確認しました。

また、気象条件や樹勢等の影響で二次伸長した部分は勢いが強く結実しにくいため、結果母枝として利用せず切り戻すよう指導しました。

参加者からは、予備枝を置かずに結果母枝を配置するせん定方法や、骨格枝の切り戻しのタイミング等について積極的に意見が出され、有意義な意見交換の場となりました。

普及センターでは、今後も技術情報を随時提供し、JA常陸岩間柿生産組合の支援を続けていきます。

笠間地域農業改良普及センター(成長産業)

柿せん定講習会R1

 

このページに関するお問い合わせ

県央農林事務所笠間地域農業改良普及センター_

〒309-1611 茨城県笠間市笠間1531笠間合同庁舎内

電話番号:0296-72-0701

FAX番号:0296-72-2718

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