ハイイロゴケグモにご注意ください
特定外来生物「ハイイロゴケグモ」について
特徴
- メスの体長は約12~16ミリ、オス約6~8ミリ。白から黒まで体色には変異があります。
- 腹部の背面に縁取りのある赤褐色の斑紋、腹面に赤色の斑紋があります。
- メスは毒を持ち、咬まれると局所の痛みや腫れが生じます。
- 現在は、世界中に分布しており、日本でも本県を含め17都府県で侵入が確認されています。
【参考】九州地方環境事務所:同定の参考資料(外部サイトへリンク)
生息場所
側溝・溜め桝、壁のわれめ等の隙間、自販機の下等を好みます。
【ハイイロゴケグモのメス】

ハイイロゴケグモを見つけたら
- ハイイロゴケグモを見つけても、素手でさわらないように気をつけてください。
- 駆除するには家庭用殺虫剤を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の方法で駆除してください。
ハイイロゴケグモと疑わしいクモを発見した場合は
- 茨城県生物多様性センター(029-301-2940)
- 発見場所の市町村環境担当課まで連絡をお願いします。
ハイイロゴケグモに咬まれたときは
傷口を流水や石けん水で洗い、医療機関を受診してください。
- ハイイロゴケグモの毒での死亡例は報告されていませんが、咬まれると局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張が生じます。
- 通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあり、重症化すると、進行性の筋肉麻痺が生じます。
<参考>
環境省:セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!(外部サイトへリンク)
九州地方環境事務所:外来生物対策セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモについて(外部サイトへリンク)