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犯人に聞いてみた!「狙う家」「諦める家」
犯人のリアルな話の一例
Q:どんな家を狙うの?
- 地図アプリで山間部や農村地帯等の人目につきにくい一般住宅を探す
- 塀や生け垣で敷地外から見えにくい家を狙う
- インターフォンを押して住民の不在が確認できた家を狙う
- 下見をして、無施錠の窓やドアがあるなど、管理が行き届いていない無防備な家を狙う
- 電気が点いていない、電気・ガスのメーターや室外機が動いていない家を狙う
- 庭が荒れている空き家も狙う
Q:泥棒を諦めるのはどんなとき?
- 住民が在宅していることが明らかな家はやらない
- インターフォンによる不在確認で住民が在宅していた場合、「○○さんの家ですか?」と訪問先の間違いを装って逃走した
- ペアガラスは割れなかった、二重ロックは時間がかかるため諦めた
- 窓ガラス対策による実際の侵入阻止事例
- サッシ窓の「補助錠」で窓の開放を阻止
- 「ペアガラス」「防犯フィルム」により
- 窓の解錠を阻止
- 防犯カメラがあったから諦めた
- 近隣住民や通行人に見られた、声をかけられたから諦めた
犯人の話から分かること
- 住民不在と判断された一般住宅、空き家と判断された家を対象に窃盗を敢行
- 侵入して住民が在宅していた場合は、強盗等の凶悪事件に発展する可能性大
- 侵入に時間がかかる場合、犯行を断念する傾向
- 5分以上かかると、約7割の泥棒は侵入を断念
- 下見や着手の際に目撃されたり声をかけられると、犯行を諦める傾向
- 地域の防犯力による抑止効果(地域の目、防犯カメラ等による監視の目)
- ※いわゆる「闇バイト」絡みの強盗は、指示に従い住宅街等の周辺環境に関係なく強行!
- 侵入されなければ犯行は防げる、侵入に時間がかかれば通報できる
防犯対策のポイントはズバリ!
- 住民不在と思われないような対策(電気点灯、テレビやラジオ音声等)
- 空き家と思われないような環境整備(庭木の手入れ等)
- 戸締まりの強化(二重ロックや補助錠による補強、鍵かけの習慣化)
- 窓ガラスの強化(防犯性能の高いガラス、防犯フィルム等)
- 防犯カメラ(監視の目)、防犯砂利、警報アラーム(音)、センサーライト(光)の設置
- 地域の防犯力の向上(近隣住民同士の声かけ、防犯ボランティアによるパトロール等)
- 訪問者に対する確認の徹底(インターフォン、ドアチェーンを活用)
- 家屋への出入りの際は周囲を確認
防犯対策強化で侵入阻止!すぐ110番通報を!
(PDF:314KB)
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