更新日:2022年3月16日
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イバライガーと学ぼう 今日から実践 防犯講話
年末の犯罪抑止活動(令和3年12月17日~31日)に先立ち、12月15日(水曜日)、警察本部和地義明生活安全部長が記者会見を開き、「ドロボーから家を守るためのステップ1・2・3」と題して、空き巣や忍込みなどの住宅侵入窃盗の防犯対策について説明しました。ステップ1「鍵かけの徹底」、ステップ2「窓ガラスの強化」、ステップ3「屋外の防犯環境の強化」として、鍵かけに加え、複数の防犯対策の実践を呼びかけ、窃盗犯人が嫌う「犯行に時間をかけさせる対策」や「目・音・光」の活用例等を紹介しています。
また、同会場では、「ロックセキュリティ協同組合茨城支部」の御協力により、補助錠等の防犯器具の展示と補助錠等の使用方法や性能について説明を行いました。
「日本ロックセキュリティ協同組合茨城支部」による補助錠等の展示状況
令和3年中、県内で認知した住宅侵入窃盗被害のうち、約50%が無施錠箇所から泥棒に入られています。(PDF:1,094KB)
上下スライド式の窓が付いた勝手口ドアから侵入され、現金やカード類等が盗まれる窃盗事件に注意してください。
勝手口のスライド窓を開けた後、スライドをロックしていないと、外側から窓を上下に動かされて、内鍵を開錠されるおそれがあります。
スライドロック掛けましたか?網戸のまま就寝していませんか?
建物へ侵入し金品を盗む侵入窃盗のうち、半数以上(54.5%)が住宅侵入窃盗(空き巣・忍込み・居空き)です。
(※)過去3年間(R1~R3)の合計値(侵入窃盗6,880件、うち住宅侵入窃盗3,750件)
住宅侵入窃盗は、「無施錠」や「ガラス破り」による侵入が高い割合を占めています。
「侵入に際して、どれ位の時間が掛かれば侵入をあきらめるか。」の問いに対しての回答が、
「2分」が17.1%
「2分を超え5分以内」が51.4%
「5分を超え10分以内」が22.9%
であることから、侵入口の防犯設備が破壊行為に「5分」耐えることができれば、約7割の泥棒が侵入を諦めることになります。
【CP部品】警察庁、経済産業省、国土交通省及び建物部品関連の民間団体から成る「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」において、侵入までに5分以上の時間を要するなど一定の防犯性能があると評価したドア、窓、シャッター等の建物部品
(※)「CP」CrimePrevention(防犯)の頭文字
【CPマーク】CP部品だけが表示できる共通標章
警察庁『住まいる防犯110番』(外部サイトへリンク)では、空き巣や忍込みなど手口別の解説や「犯人が侵入までに5分以上の時間を要する」など一定の防犯性能があると評価された防犯性能の高い建物部品(CP部品)や、一戸建て住宅、共同住宅別の防犯対策などを解説しています。
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