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ホーム > しごと・産業 > 農林水産業 > 農林事務所 > 県西地域 > 県西農林事務所結城地域農業改良普及センター > リアルタイム現地情報 > 結城市で飼料用子実用トウモロコシ現地検討会を開催
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更新日:2022年6月17日
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平成30年10月30日,結城市の農事組合法人宮崎協業の実証圃(転作圃場等約3ha)において飼料用子実用トウモロコシ現地検討会を開催しました。
子実トウモロコシは家畜の主要な飼料であり,現在,そのほとんどを海外に依存しています。今回,本飼料の着実な国内での生産を実証したことにより,安全安心な魅力ある国産濃厚飼料の供給と,加えて水田輪作への組込が有効な,非常に期待できる品目であることが判明しました。
実際,農家,畜産団体,JA関係機関など約80名の参加者は,専用コンバインWRH1200(1200馬力)による収穫実演を見学し,その後,栽培労力や利用法など熱心に多くの質問をしていたことからも,期待の高さがうかがえました。
最後に,実証圃に取り組んでいただいた宮崎協業の大島組合長から「連作障害回避や労働時間の短さ等のメリットから手応えを感じた」との感想を,参加者からは「後作への影響はどうか」「大豆の連作対策に使ってみたい」などの感想を確認することができ,また複数のメディアでも紹介され,今回の検討会は非常に充実した内容となりました。
今後,普及センターでは子実用トウモロコシ導入を,利用する畜産農家とのマッチングと併せ推進していきます。
平成30年11月2日