ひたちなか市農業後継者クラブでプロジェクト活動の挿苗を行いました。

　ひたちなか市農業後継者クラブは、ひたちなか市の20～40代の若手農業者のグループで、クラブ員の大半が干しいも生産を行っています。例年、農業の魅力発信や地域住民との交流を目的に、芋ほり体験会を開催し、また共通課題の解決に向けたプロジェクト活動に取り組んでいます。　

　今年度の共通課題について、クラブ員で話し合い、3種のサツマイモ専用肥料での、イモの収量や品質への影響を調査することが決まり、当部門では施肥設計を提案し、5月28日（金曜日）ほ場を設置しました。

　続いて、6月3日（木曜日）プロジェクト活動と芋掘り体験会用ほ場にサツマイモ苗の植え付けを行いました。当日は天候が心配されましたが、晴天となり、用意した約4000本の苗はクラブ員同士が作業分担を行い、協力しながら短い時間で植え終えることができました。クラブ員同士も近況を報告しあうなど情報交換も兼ねて有意義に活動している様子でした。

　今後は、秋の収穫に向け、除草作業などの栽培管理や、芋ほり体験会の準備を進める予定です。県央農林事務所経営・普及部門では、今後も地域農業を支える青年農業者の活動を支援していきます。

　　

6月16日　県央農林事務所経営・普及部門　宮田　理沙（担い手）