ホーム > 茨城県の各部局の業務案内 > 農林水産部 > 出先機関 > 県央農林事務所 > 県央農林事務所 > 経営・普及部門(水戸地域農業改良普及センター) > リアルタイム現地情報 > チャレンジ普及活動事業 茨城町農福連携研修会を開催!
ここから本文です。
更新日:2020年11月18日
県央農林事務所経営・普及部門(水戸地域農業改良普及センター)は,11月12日(木曜日)に若手農業者等29名に対し,茨城町駒場庁舎で農福連携研修会を開催しました。近年,生産現場における人材不足が顕在化してきており,特に周年雇用ができない新規就農者等が対応に苦慮しています。そのため,次世代人材投資資金受給者及び若手農業者を対象に,茨城町との共催で実施しました。
農福連携とは,農業分野と福祉分野の連携により,双方の課題解決を目指す取組みであり,国及び県で推進しています。農業分野においては,農業経営者が障害者を受け入れることは,働き手の確保だけでなく,受入れのために障害に応じた作業を提供することが生産工程や作業体系を見直す機会となり,農業生産の拡大・効率化につながる効果が期待できます。
今回,経営・普及部門ではチャレンジ普及活動事業により作成した農福連携導入ガイドブックやチラシをもとに,農福連携体験会の取組事例,体験会によってどのように作業方法を改良・改善したか,取組農業者の声,管内の取組事例及び請負契約等の説明を行いました。
その後,取組事例紹介として,現在2つの福祉施設と作業委託による農福連携を実施している照沼青年農業士より取組み概要の説明を行いました。照沼氏からは,昨年の農福連携体験会により作業方法を検討し,これなら受け入れられるという感触を得られたので取り組み始め,当初は様々な課題があったが,随時やりやすい方法を検討し,パッケージや袋,シーラーなどの道具・作業の変更を行ってきたこと,作業依頼にあたり自らの作業環境を見直す契機になり,自分たちにとっても良い環境になったこと,想定以上に規模拡大につながったことなどをお話し頂きました。
参加者からは,「工賃の設定はどのようにしたのか」,「作業依頼の言語化のポイントは」等多くの質問がよせられました。
当部門では,今後も農福連携の推進により農業・農村における課題解決による農家所得の向上を支援していきます。
11月18日 県央農林事務所経営・普及部門 武藤知美(農山漁村)
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください