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更新日:2019年7月1日
県央農林事務所経営・普及部門では,就農後間もない担い手の定着を図るため,「農業学園」を開催しています。
令和元年6月14日(金),水戸市内原中央市民センターにおいて,管内新規就農者11名参加のもと,開講式並びに第1回講座を開催しました。開講式では,部門長より「地域の農業を支えられるように育ってほしい」との挨拶がありました。
前半の経営事例研修では,就農10年目にして大型農業機械により速やかに経営を発展させた農家を研修しました。講話では,就農直後の苦労話や規模拡大に至るまでの道のりなど新規就農者ならではの経験を話していただきました。また,「地元の人達とのつながりも大切にして,農業を営んでほしい」という激励もいただきました。学園生からは,機械の使い方,雇用労務管理法など率直な質問が多数だされました。その後ほ場に移動し,水稲の乾田直播技術などを実際に見学しました。
後半は,今後の自分の経営の問題点と課題について,3班に分かれ当部門の職員も交えて意見交換をしました。栽培技術,農地確保の他,近くで農業を行っている同年代が少ないことなど様々な問題がだされました。学園生からは,「新規就農の人たちと話や交流ができてよかったです。私も目標を見つけて、10年後をよくしていきたいと思います。」と感想がだされました。
県央農林事務所経営・普及部門では,今後も農業学園を通し,新規就農者の営農技術の習得・定着支援を行っていきます。
6月20日 県央農林事務所経営・普及部門 宮本 雄太 (担い手)
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