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ページID:73556
更新日:2025年10月5日
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県広報紙「ひばり」
「里親制度」という言葉を聞いたことはあっても、詳しくは知らないという方が多いかもしれません。「里親制度」は、さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもたちに、家庭のぬくもりを届けるための大切な仕組みであり、誰もが関わることのできる支援のかたちです。
まずは「知ること」から、子どもたちの未来に向けてできることを一緒に考えてみませんか?
本県には、家庭の事情などにより家族と離れて暮らし、温かい家庭環境を必要としている子どもたちが
現在約700人います。
こうした子どもたちを支えるため、令和11年度までに、里親として登録していただける家庭を、700組を目標に募集しています。
「子どもが好き!」
「児童福祉に関心がある」
「地域の子育て支援の力になりたい」
そんな気持ちを持つあなたに、短期間でも可能な里親委託など、無理なく関われる里親のかたちがあります。
市の広報紙で里親制度を知り、親元で暮らせない子どもが多いことに驚きました。そんな子どもたちに温かい家庭を届けたいと思い、研修を経て里親登録しました。
2歳の子どもを預かった際は育児経験がなく不安でしたが、児童相談所やフォスタリング機関(※)、市の職員さんなど多くの支援に助けられました。
今では支援の輪に支えられながら、育児を楽しんでいます。
※フォスタリング機関とは、里親制度の普及啓発から登録前後の研修、マッチング、里親養育への支援、措置解除後の支援まで、一貫した支援を行う機関です
Q.里親になるために特別な資格は必要ですか?
A.特別な資格は必要ありません
子どもの養育についての理解・熱意・愛情をもっている等の要件を満たせば、どなたでも申請し研修を受けることができます
Q.子育て経験がなくても里親になれますか?
A.里親になれます
研修と実習で里親としての準備を進めていきます
Q.実子がいても里親になれますか?
A.里親になれます
県内では実子のいる方も里親として活躍しています
家族の理解があれば大丈夫です
Q.経済面で心配なのですがどのようなサポートがありますか
A.里親には養育費として、里親手当、生活費、学校教育費、子どもの医療費などが支給されます
県青少年家庭課☎029(301)3247
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