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更新日:2015年4月1日
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工業統計調査は,工業の実態を明らかにすることを目的とする。
工業統計調査は,統計法(平成19年法律第53号)に基づく「基幹統計調査」であり,工業統計調査規則(昭和26年通商産業省令第81号)によって実施される。
平成22年工業統計調査は,平成22年12月31日現在で実施した。
工業統計調査の範囲は,日本標準産業分類(平成19年総務省告示第618号)に掲げる「大分類E-製造業」に属する事業所(国に属する事業所及び従業者3人以下の事業所を除く。)を調査の対象としている。
工業統計調査は,工業調査員(本社一括調査及び国直轄事業所調査については経済産業大臣)が配布する調査票(従業者30人以上の事業所(製造,加工又は修理を行っていない本社又は本店を除く)については「工業調査票甲」,従業者29人以下の事業所(製造,加工又は修理を行っていない本社又は本店を除く)については「工業調査票乙」)を用い,報告者(事業所の管理責任者(本社一括調査については本社一括調査企業を代表する者))の自計により行っている。
事業所を産業別に集計するための産業の決定方法は,次のとおりである。
上記の方法以外に,原材料,作業工程,機械設備等により,産業を決定しているものがある。
その産業とは,「中分類22鉄鋼業」に属する「高炉による製鉄業」,「製鋼・製鋼圧延業(転炉・電気炉を含む)」,「熱間圧延業」,「冷間圧延業」,「冷間ロール成型形鋼製造業」,「鋼管製造業」,「伸鉄業」,「磨棒鋼製造業」,「引抜鋼管製造業」,「伸線業」及び「その他の製鋼を行わない鋼材製造業」の11産業である。
平成22年12月31日現在の数値である。
事業所とは,一般的に工場,製作所,製造所あるいは加工所などと呼ばれているような,一区画を占めて主として製造又は加工を行っているものをいう。
平成22年12月31日現在の数値である。
従業者とは,個人事業主及び無給家族従業者,常用労働者及び臨時雇用者の計をいうが,本統計表でいう従業者数は臨時雇用者を除いたものである。
平成22年1年間に常用労働者のうち雇用者(「正社員,正職員等」及び「パート・アルバイト等」をいう)に対して支給された基本給,諸手当及び特別に支払われた給与(期末賞与等)の額とその他の給与額との合計である。
その他の給与額とは,常用労働者のうち雇用者に対する退職金又は解雇予告手当,出向・派遣受入者に係る支払額,臨時雇用者に対する給与,出向させている者に対する負担額などをいう。
平成22年1年間における原材料使用額,燃料使用額,電力使用額,委託生産費,製造等に関連する外注費及び転売した商品の仕入額であり,消費税額を含んだ額である。
平成22年1年間における製造品出荷額,加工賃収入額及びその他収入額の合計であり,消費税及び内国消費税額を含んだ額である。
事業所の所有に属するものを帳簿価格によって記入したものであり,原材料を他企業の事業所に支給して製造される委託生産品も含まれる。
平成22年1年間における数値であり,帳簿価格によっている。
生産額=製造品出荷額+加工賃収入額+(製造品年末在庫額-製造品年初在庫額)
+(半製品及び仕掛品年末価額-半製品及び仕掛品年初価額)
付加価値額=製造品出荷額等+(製造品年末在庫額-製造品年初在庫額)
+(半製品及び仕掛品年末価額-半製品及び仕掛品年初価額)
-(消費税を除く内国消費税額+推計消費税額)-原材料使用額等-減価償却額
粗付加価値額=製造品出荷額等-(消費税を除く内国消費税額+推計消費税額)
-原材料使用額等
消費税を除く内国消費税額=酒税,たばこ税,揮発油税及び地方揮発油税の納付税額又は
納付すべき税額の合計
推計消費税額は平成13年調査より消費税額の調査を廃止したため推計したものであり,推計消費税額の算出に当たっては,直接輸出分,原材料,設備投資(土地を除く有形固定資産取得額)を控除している。
有形固定資産投資総額=取得額+建設仮勘定の年間増減(増加額-減少額)
日本標準産業分類中分類の産業名については,次のとおり略称を用いている。
(○印は重化学工業,それ以外は軽工業)
番号 | 産業名 | 略称 | |
---|---|---|---|
09 |
食料品製造業 | 食料品 | |
10 |
飲料・たばこ・飼料製造業 | 飲料・たばこ・飼料 | |
11 |
繊維工業 | 繊維 | |
12 |
木材・木製品製造業 | 木材・木製品 | |
13 |
家具・装備品製造業 | 家具・装備品 | |
14 |
パルプ・紙・紙加工品製造業 | パルプ・紙・紙加工品 | |
15 |
印刷・同関連業 | 印刷・同関連業 | |
○ |
16 |
化学工業 | 化学 |
○ |
17 |
石油製品・石炭製品製造業 | 石油・石炭製品 |
18 |
プラスチック製品製造業 | プラスチック製品 | |
19 |
ゴム製品製造業 | ゴム製品 | |
20 |
なめし革・同製品・毛皮製造業 | なめし革・同製品・毛皮 | |
21 |
窯業・土石製品製造業 | 窯業・土石製品 | |
○ |
22 |
鉄鋼業 | 鉄鋼 |
○ |
23 |
非鉄金属製造業 | 非鉄金属 |
○ |
24 |
金属製品製造業 | 金属製品 |
○ |
25 |
はん用機械器具製造業 | はん用機械 |
○ |
26 |
生産用機械器具製造業 | 生産用機械 |
○ |
27 |
業務用機械器具製造業 | 業務用機械 |
○ |
28 |
電子部品・デバイス・電子回路製造業 | 電子部品・デバイス |
○ |
29 |
電気機械器具製造業 | 電気機械 |
○ |
30 |
情報通信機械器具製造業 | 情報通信機械 |
○ |
31 |
輸送用機械器具製造業 | 輸送用機械 |
32 |
その他の製造業 | その他の製造業 |
日本標準産業分類の第12回改定(平成19年総務省告示第618号)が行われ,平成20年の調査から適用されているため,平成19年の数値については,平成20年の分類で再集計し計算したものである。
県北 | 日立市,常陸太田市,高萩市,北茨城市,ひたちなか市,常陸大宮市,那珂市, 那珂郡(東海村),久慈郡(大子町) |
---|---|
県央 | 水戸市,笠間市,小美玉市,東茨城郡(茨城町,大洗町,城里町) |
鹿行 | 鹿嶋市,潮来市,神栖市,行方市,鉾田市 |
県南 | 土浦市,石岡市,龍ケ崎市,取手市,牛久市,つくば市,守谷市,稲敷市,かすみがうら市, つくばみらい市,稲敷郡(美浦村,阿見町,河内町),北相馬郡(利根町) |
県西 | 古河市,結城市,下妻市,常総市,筑西市,坂東市,桜川市,結城郡(八千代町), 猿島郡(五霞町,境町) |
平成22年工業統計調査による本県の従業者4人以上の事業所における製造品出荷額等は,10兆8,458億円(全国順位第8位)で前年と比較して1兆663億円(10.9%)増加した。
従業者4人以上の事業所数は,5,934事業所(全国順位第10位)で前年と比較して246事業所(-4.0%)減少した。
従業者4人以上の事業所における従業者数は,26万7,549人(全国順位第8位)で前年と比較して1,692人(0.6%)増加した。
従業者4人以上の事業所における付加価値額(従業者4~29人の事業所については粗付加価値額)は,3兆4,212億円(全国順位第7位)で前年と比較して6,885億円(25.2%)増加した。
従業者30人以上の事業所における有形固定資産投資総額は,3,424億円(全国順位第7位)で前年と比較して1,408億円(-29.1%)減少した。
平成21年 | 平成22年 | 増減数 | 対前年 増減率 |
全国順位 | |
---|---|---|---|---|---|
製造品出荷額等 |
97,794億円 |
108,458億円 |
10,663億円 |
10.9% |
8位 |
事業所数 |
6,180事業所 |
5,934事業所 |
-246事業所 |
-4.0% |
10位 |
従業者数 |
265,857人 |
267,549人 |
1,692人 |
0.6% |
8位 |
付加価値額 |
27,327億円 |
34,212億円 |
6,885億円 |
25.2% |
7位 |
有形固定資産投資総額 |
4,832億円 |
3,424億円 |
-1,408億円 |
-29.1% |
7位 |
(注)全国順位は,経済産業省大臣官房調査統計グループ:平成22年工業統計表「概要版」による。
製造品出荷額等は,10兆8,458億円で,前年と比較して1兆663億円(10.9%)増加した。
業種別に前年と比べると,増加したのは17業種,減少したのは7業種であった。増減額の大きい業種は次のとおりである。
増加した主な業種 | 減少した主な業種 | ||||
---|---|---|---|---|---|
業種名 | 増加額 | 増加率 | 業種名 | 減少額 | 減少率 |
生産用機械 |
3,038億円 |
39.9% |
飲料・たばこ・飼料 |
-1,249億円 |
-20.7% |
非鉄金属 |
2,260億円 |
41.7% |
業務用機械 |
-280億円 |
-6.7% |
化学 |
1,662億円 |
14.6% |
家具・装備品 |
-77億円 |
-12.5% |
また,構成比の高い業種は次のとおりである。この3業種で全体の32.3%を占めている。
業種名 | 製造品出荷額等 | 構成比 |
---|---|---|
化学 |
13,064億円 |
12.0% |
食料品 |
11,288億円 |
10.4% |
生産用機械 |
10,655億円 |
9.8% |
従業者規模別に前年と比べると,中規模,大規模事業所は増加したが,小規模事業所は減少した。
事業所規模 | 構成 | 対前年 | ||
---|---|---|---|---|
製造品出荷額等 | 構成比 | 増減額 | 増減率 | |
小規模事業所(4~29人) |
9,205億円 |
8.5% |
-131億円 |
-1.4% |
中規模事業所(30~299人) |
46,965億円 |
43.3% |
2,309億円 |
5.2% |
大規模事業所(300人以上) |
52,288億円 |
48.2% |
8,485億円 |
19.4% |
地域別に前年と比べると,すべての地域で増加した。
なお,地域別の製造品出荷額等の構成比は,県北,県南,県西,鹿行,県央の順となっている。
地域別 | 構成 | 対前年 | ||
---|---|---|---|---|
製造品出荷額等 | 構成比 | 増減額 | 増減率 | |
県北地域 |
29,073億円 |
26.8% |
3,359億円 |
13.1% |
県央地域 |
5,447億円 |
5.0% |
72億円 |
1.3% |
鹿行地域 |
21,987億円 |
20.3% |
1,162億円 |
5.6% |
県南地域 |
28,803億円 |
26.6% |
3,179億円 |
12.4% |
県西地域 |
23,148億円 |
21.3% |
2,892億円 |
14.3% |
合計 |
108,458億円 |
100.0% |
10,663億円 |
10.9% |
事業所数は,5,934事業所で,前年と比較して246事業所(-4.0%)減少した。
業種別に前年と比べると,増加した業種は1業種,減少したのは23業種であった。増減数の大きい業種は次のとおりである。
増加した主な業種 | 減少した主な業種 | ||||
---|---|---|---|---|---|
業種名 | 増加数 | 増加率 | 業種名 | 減少数 | 減少率 |
非鉄金属 |
1事業所 |
0.8% |
金属製品 |
-37事業所 |
-4.5% |
窯業・土石製品 |
-34事業所 |
-7.3% |
|||
繊維 |
-27事業所 |
-11.1% |
また,構成比の高い業種は次のとおりである。この3業種で県内事業所の36.6%を占めている。
業種名 | 事業所数 | 構成比 |
---|---|---|
食料品 |
868事業所 |
14.6% |
金属製品 |
782事業所 |
13.2% |
プラスチック製品 |
523事業所 |
8.8% |
従業者規模別に前年と比べると,大規模事業所は増加したが,小規模,中規模事業所は減少した。
事業所規模 | 構成 | 対前年 | ||
---|---|---|---|---|
事業所数 | 構成比 | 増減数 | 増減率 | |
小規模事業所(4~29人) |
4,456事業所 |
75.1% |
-233事業所 |
-5.0% |
中規模事業所(30~299人) |
1,337事業所 |
22.5% |
-25事業所 |
-1.8% |
大規模事業所(300人以上) |
141事業所 |
2.4% |
12事業所 |
9.3% |
地域別に前年と比べると,すべての地域で減少した。
なお,地域別の事業所数の構成比は県西,県北,県南,県央,鹿行の順となっている。
地域別 | 構成 | 対前年 | ||
---|---|---|---|---|
事業所数 | 構成比 | 増減数 | 増減率 | |
県北地域 |
1,358事業所 |
22.9% |
-44事業所 |
-3.1% |
県央地域 |
726事業所 |
12.2% |
-45事業所 |
-5.8% |
鹿行地域 |
530事業所 |
8.9% |
-11事業所 |
-2.0% |
県南地域 |
1,324事業所 |
22.3% |
-54事業所 |
-3.9% |
県西地域 |
1,996事業所 |
33.6% |
-92事業所 |
-4.4% |
合計 |
5,934事業所 |
100.0% |
-246事業所 |
-4.0% |
従業者は26万7,549人で,前年と比較して1,692人(0.6%)増加した。
業種別に前年と比べると,増加したのは12業種,減少したのは12業種であった。増減数の大きい業種は次のとおりである。
増加した主な業種 | 減少した主な業種 | ||||
---|---|---|---|---|---|
業種名 | 増加数 | 増加率 | 業種名 | 減少数 | 減少率 |
生産用機械 |
1,277人 |
6.8% |
業務用機械 |
-1,310人 |
-7.4% |
はん用機械 |
931人 |
6.7% |
情報通信機械 |
-570人 |
-13.5% |
電気機械 |
690人 |
2.8% |
非鉄金属 |
-419人 |
-3.5% |
また,構成比の高い業種は次のとおりである。この3業種で全体の33.0%を占めている。
業種名 | 従業者数 | 構成比 |
---|---|---|
食料品 |
41,556人 |
15.5% |
電気機械 |
25,530人 |
9.5% |
金属製品 |
21,112人 |
7.9% |
従業者規模別に前年と比べると,大規模事業所は増加したが,小規模,中規模事業所は減少した。
事業所規模 | 構成 | 対前年 | ||
---|---|---|---|---|
従業者数 | 構成比 | 増減数 | 増減率 | |
小規模事業所(4~29人) |
52,141人 |
19.5% |
-1,254人 |
-2.3% |
中規模事業所(30~299人) |
114,293人 |
42.7% |
-1,714人 |
-1.5% |
大規模事業所(300人以上) |
101,115人 |
37.8% |
4,660人 |
4.8% |
地域別に前年と比べると,県北,鹿行,県南,県西地域は増加したが,県央地域は減少した。
なお,地域別の従業者数の構成比は,県西,県北,県南,鹿行,県央の順となっている。
地域別 | 構成 | 対前年 | ||
---|---|---|---|---|
従業者数 | 構成比 | 増減数 | 増減率 | |
県北地域 |
72,329人 |
27.0% |
135人 |
0.2% |
県央地域 |
24,627人 |
9.2% |
-347人 |
-1.4% |
鹿行地域 |
26,022人 |
9.7% |
15人 |
0.1% |
県南地域 |
69,437人 |
26.0% |
1,451人 |
2.1% |
県西地域 |
75,134人 |
28.1% |
438人 |
0.6% |
合計 |
267,549人 |
100.0% |
1,692人 |
0.6% |
付加価値額は,3兆4,212億円で,前年と比較して6,885億円(25.2%)増加した。
業種別に前年と比べると,増加したのは17業種,減少したのは7業種であった。増減額の大きい業種は次のとおりである。
増加した主な業種 | 減少した主な業種 | ||||
---|---|---|---|---|---|
業種名 | 増加額 | 増加率 | 業種名 | 減少額 | 減少率 |
鉄鋼 |
2,025億円 |
221.2% |
飲料・たばこ・飼料 |
-327億円 |
-23.8% |
生産用機械 |
1,831億円 |
87.3% |
情報通信機械 |
-109億円 |
-29.2% |
はん用機械 |
755億円 |
29.6% |
家具・装備品 |
-72億円 |
-27.0% |
また,構成比の高い業種は次のとおりである。この3業種で全体の36.0%を占めている。
業種名 | 付加価値額 | 構成比 |
---|---|---|
化学 |
4,729億円 |
13.8% |
生産用機械 |
3,929億円 |
11.5% |
食料品 |
3,672億円 |
10.7% |
従業者規模別に前年と比べると,中規模,大規模事業所は増加したが,小規模事業所は減少した。
事業所規模 | 構成 | 対前年 | ||
---|---|---|---|---|
付加価値額 | 構成比 | 増減額 | 増減率 | |
小規模事業所(4~29人) |
3,767億円 |
11.0% |
-77億円 |
-2.0% |
中規模事業所(30~299人) |
14,693億円 |
42.9% |
1,007億円 |
7.4% |
大規模事業所(300人以上) |
15,752億円 |
46.0% |
5,955億円 |
60.8% |
地域別に前年と比べると,すべての地域で増加した。
なお,地域別の事業所数の構成比は,県北,県南,県西,鹿行,県央の順となっている。
地域別 | 構成 | 対前年 | ||
---|---|---|---|---|
付加価値額 | 構成比 | 増減額 | 増減率 | |
県北地域 |
9,949億円 |
29.1% |
1,311億円 |
15.2% |
県央地域 |
2,049億円 |
6.0% |
115億円 |
5.9% |
鹿行地域 |
5,517億円 |
16.1% |
2,092億円 |
61.1% |
県南地域 |
8,496億円 |
24.8% |
1,676億円 |
24.6% |
県西地域 |
8,201億円 |
24.0% |
1,692億円 |
26.0% |
合計 |
34,212億円 |
100.0% |
6,885億円 |
25.2% |
平成22年年末在庫総額は,1兆2,157億円で,平成22年年初在庫総額と比較して410億円(-3.3%)減少した。
業種別に在庫総額の年間増減額を比べると,増加したのは8業種,減少したのは15業種,該当なしが1業種(なめし革・同製品・毛皮)であった。増減額の大きい業種は次のとおりである。
増加した主な業種 | 減少した主な業種 | ||||
---|---|---|---|---|---|
業種名 | 増加額 | 増加率 | 業種名 | 減少額 | 減少率 |
非鉄金属 |
310億円 |
32.8% |
生産用機械 |
-412億円 |
-26.6% |
輸送用機械 |
78億円 |
57.5% |
化学 |
-184億円 |
-11.2% |
鉄鋼 |
54億円 |
2.9% |
はん用機械 |
-109億円 |
-6.1% |
有形固定資産投資総額は,3,424億円で,前年と比較して1,408億円(-29.1%)減少した。
業種別に前年と比べると,増加したのは3業種,減少したのは20業種,該当なしが1業種(なめし革・同製品・毛皮)であった。増減額の大きい業種は次のとおりである。
増加した主な業種 | 減少した主な業種 | ||||
---|---|---|---|---|---|
業種名 | 増加額 | 増加率 | 業種名 | 減少額 | 減少率 |
鉄鋼 |
159億円 |
24.3% |
業務用機械 |
-405億円 |
-69.6% |
繊維 |
50億円 |
399.8% |
生産用機械 |
-281億円 |
-76.9% |
石油・石炭製品 |
14億円 |
32.4% |
化学 |
-248億円 |
-41.0% |
また,構成比の高い業種は次のとおりである。この3業種で全体の42.6%を占めている。
業種名 | 投資総額 | 構成比 |
---|---|---|
鉄鋼 |
814億円 |
23.8% |
化学 |
357億円 |
10.4% |
食料品 |
287億円 |
8.4% |
従業者規模別に前年と比べると,中規模,大規模事業所とも減少した。
事業所規模 | 構成 | 対前年 | ||
---|---|---|---|---|
投資総額 | 構成比 | 増減額 | 増減率 | |
中規模事業所(30~299人) |
1,343億円 |
39.2% |
-600億円 |
-30.9% |
大規模事業所(300人以上) |
2,080億円 |
60.8% |
-808億円 |
-28.0% |
地域別に前年と比べると,鹿行地域は増加したが,県北,県央,県南,県西地域は減少した。
なお,地域別の事業所数の構成比は,鹿行,県北,県南,県西,県央の順となっている。
地域別 | 構成 | 対前年 | ||
---|---|---|---|---|
投資総額 | 構成比 | 増減額 | 増減率 | |
県北地域 |
814億円 |
23.8% |
-539億円 |
-39.8% |
県央地域 |
144億円 |
4.2% |
-47億円 |
-24.6% |
鹿行地域 |
1,194億円 |
34.9% |
52億円 |
4.6% |
県南地域 |
764億円 |
22.3% |
-621億円 |
-44.8% |
県西地域 |
508億円 |
14.8% |
-254億円 |
-33.3% |
合計 |
3,424億円 |
100.0% |
1,408億円 |
29.1% |
経済産業省大臣官房調査統計グループ:平成22年工業統計表「概要版」によると,茨城県の全国順位は,事業所数で10位,従業者数で8位,製造品出荷額等で8位となっている。
全国 | 茨城県 | 順位 | 全国に占める 構成比 |
|
---|---|---|---|---|
事業所数 |
224,403事業所 |
5,934事業所 |
10位 |
2.6% |
従業者数 |
7,663,847人 |
267,549人 |
8位 |
3.5% |
製造品出荷額等 |
2,891,077億円 |
108,458億円 |
8位 |
3.8% |
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