ホーム > 茨城を知る > 刊行物・統計データ > いばらき統計情報ネットワーク > いばらき統計情報ネットワーク(統計課) > 統計で知るいばらき > ふるさとおもしろ統計学 > ふるさとおもしろ統計学(旧) > 茨城うまいもんどころ-新鮮な野菜の供給基地-
ここから本文です。
更新日:2000年7月27日
本県は総面積の3割強が耕地であり、首都圏の中でも「新鮮な野菜の供給基地」として重要な位置にあります。そこで今回は本県の農産物について、あれこれみていきたいと思います。
本県では実にたくさんの野菜や果物が取れますが、その中でも生産量全国一を誇る品目はというと、レンコン、クリ、ハクサイ、ゴボウとなります。レンコンは霞ヶ浦付近で多く生産されていますが、体力増強・風邪の予防、血液の浄化と増血作用があり、きんぴらや煮物などのほかいろいろな料理法によって広く食されています。クリ、ハクサイは秋から冬の味覚として親しまれ、ゴボウは食物繊維が豊富に含まれ美容にも良いということで、最近は若い女性などにサラダの材料として人気が出ています。
このほかにレタス、ネギ、ピーマン、トマト、ナシ、メロンなどが全国シェア上位を占める代表的なものです。この中には、例えば春夏物とか品種を限定すれば生産量全国1位のものがいくつかあります。
もちろん、本県の農産物は量だけではありません。銘柄産地で生産された青果品は市場での評価も高いですし、県北地区で多く栽培されているそばは、全国のそば屋さんでも一級品であるとの折り紙つきです。
また、農産物の代表である米をみてみますと、生産量は昨年で約44万トンですが、その約72%はブランド米のコシヒカリで、「茨城のがんばりコシヒカリ」のネーミングで販売されています。
こうしてみますと、確かに本県は「うまいもんどころ」。海産物や畜産物の生産も盛んですが、それはまた次の機会に御紹介しようと思います。
関連リンク
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください