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更新日:2002年7月22日
営業時間が長く,調理済みの食料品や日用雑貨など必要なものを早朝でも深夜でも購入できるコンビニエンスストアは大変便利です。チケットの予約やキャッシングなどもできるようになってきていますし,情報通信技術などを活用した更に便利なサービスが受けられるようになるでしょう。
近くにあれば何かと便利なこの店は,私たちの住宅からどのくらいの距離にあるのでしょうか。平成10年の住宅・土地統計調査で,コンビニエンスストアまでの距離をみてみましょう。
全国平均では,コンビニエンスストアまで「100メートル未満」の住宅は全体の13.3%,「500メートル未満」の住宅は全体の56.9%を占めています。
茨城県では,「100メートル未満」の住宅は全体の9.7%,「500メートル未満」の住宅は全体の47.4%となっています。全国と本県を比べると「100メートル未満」では3.6ポイント,「500メートル未満」では9.2ポイント下回っています。
茨城県の住宅は,全国平均からみるとコンビニエンスストアまでの距離が遠いという結果になっていますが,店舗数はどうでしょうか。
コンビニエンスストアの店舗数を平成9年の商業統計でみてみると,全国では36,631店で人口10万人当たり29.0店です。茨城県には1,144店あり,人口10万人当たり38.4店で,人口10万人当たりでは全国平均を上回っており,店舗数が原因ではなさそうです。
では,居住形態はどうでしょうか。例えば,県庁所在地の人口が県全体の人口に占める割合を見ると,水戸市は8.3%で,浦和市(6.7%)に次いで少ない方から2番目となっています。
このように,本県は地形が平坦で可住地面積が広いので(3,914平方キロメートル,北海道,新潟県,福島県に次いで全国第4位),特定の地域に人口が集中することなく,県内全域に広く分散して居住しているという特徴がみられ,このことが,住宅からコンビニエンスストアまでの距離に影響を与える一因となっているように思われます。
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