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更新日:2002年7月22日
情報化社会が進展する中,携帯電話やインターネットにお金をかける傾向が強まっています。特に若い世代は,情報化の流れを家庭にも積極的に取り込んでおり,「三度の食事より携帯・ネット」という生活が垣間見えます。
総務庁の「家計調査年報」によると,1世帯当たりの通信費の平均月額及び消費支出に占める割合は,平成7年頃から急激な伸びを示しています。ここでいう通信費とは,郵便料,電話通信料,運送料,通信機器の購入費などの支出の合計ですが,なかでも携帯電話やインターネット等の通信料や,携帯電話やパソコン等の購入費が大きく伸びているようです。水戸市の家計消費支出に占める通信費の割合は,平成4年の1.7%から平成11年は2.8%と1.1ポイント増えており,この7年間で実に1.6倍になりました。
平成11年度の通信利用動向調査(郵政省)によると,携帯電話かPHSを保有している世帯は,全体のなんと約7割にも達しております。また,NTTの推計によると,今年3月末時点におけるNTT固定電話の加入数は約5,566万(本県約120万8千)件であり,一方,携帯電話及びPHS事業者全社が公表した,同時点の携帯電話及びPHSの加入数は約5,685万(本県約121万1千)件となっており,ついに移動電話が固定電話を上回りました。
一方,平成11年版通信白書(郵政省)によると,平成10年11月現在の我が国のインターネット人口は約1,700万人,世帯普及率は10%を突破したと推計されており,インターネットが急速な勢いで普及していることがわかります。日常生活においても,インターネットを活用して,電子メールやホームページを通じて,交際範囲を広げたり,情報のやり取りをする人が増えてきました。
このように,大変便利な携帯電話やインターネットですが,使っているうちについつい夢中になり,時間のたつのを忘れてしまいがちです。ある日突然,多額の電話代の請求をされないためにも,お互い上手な情報機器の利用法を心掛けたいものです。
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