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更新日:2000年7月27日
私たちの生活も豊かになり、昭和50年代に入ると携帯用カセットテープレコーダー、同60年代には携帯用のCDなどが急速に普及し始めました。
これらを背景として、道を歩きながらあるいは通勤・通学の電車やバスの中で、頭にヘッドホンをつけて音楽を楽しんだり、英会話などの勉強をしている若者をよく目にします。
しかしながら、グラフにみられるように全国的な傾向として、青少年の難聴の割合が増加傾向にあることが気になる所です。これは携帯用のカセットテープレコーダーで電車やバスの中でボリュームを上げて、長い時間音楽を聴いていることなども少なからず影響しているものと思われます。「ヘッドホン難聴」という言葉がありますが、頭にヘッドホンをつけて大きな音を長時間聴いていると、耳鳴りがしたり聴こえが悪くなったりする訳です。
さらに所得水準の向上で若者の経済状態もよくなり、ロックコンサートやディスコなどへ行く若者が多くなっています。これなども長い時間限られた空間の中で大きな音にさらされることによって、耳鳴りがしたり、聴こえが悪くなったりするいわゆる「ディスコ難聴」を誘発する訳です。
若者のライフステージも昔とだいぶ変わりましたが、長い時間大きな音を聴くことは極力避けて時々は耳を少し休めるなど、コミュニケーションの礎である耳をいたわることも必要ではないでしょうか。
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