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更新日:2000年7月24日

ウィンタースポーツ-40万人がゲレンデへ大挙-

 平成10年1月30日紙上掲載

長野冬季五輪の開幕もまもなくです。スピードスケートやジャンプ競技をはじめとする多くの種目で日本人選手の活躍が期待されております。ところで、ウィンタースポーツの中でもスノーボードが20台の若者を中心として一大ブームをまき起こしています。現在ではスノーボードの人気がスキーを上回っているほどです。スノーボードが正式種目として採用されたこともそれを裏付けているといえます。

平成8年社会生活基本調査によると、1年間にスキーやスノーボードを行った人は、20台の若者で605万人(20歳台人口の32%)、10歳以上の人で、1,560万人(10歳以上の人口の14%)となっています。これは調査の対象となった43種類のスポーツの中で、ボウリング(3,243万人)、軽い体操(3,153万人)、運動としての散歩(2,553万人)、水泳(2,529万人)、つり(1,883万人)に次ぐ第6位にランクされ、昭和62年(15位)、平成3年(9位)に比べてかなり上昇してきています。ボウリングや軽い体操、運動としての散歩など比較的手軽にできるものが上位を占めている中で、季節や場所が限られ、その上、スキーやスノーボードが上位に入っていることからもその人気の高さが分かると思います。

本県では、10歳以上の県民の15%に当たる40万人の人達がスキーやスノーボードに出かけました。この数は県人口の相違はあるものの本場である新潟県や長野県(ともに44万人)に並ぶものとなっています。また、この割合を見てもスキーやスノーボードができる環境としては本県よりはるかに恵まれている福島県や栃木県とほぼ同じであり、東京都や神奈川県に迫る勢いとなっております。今後、本県では北関東自動車道を始めとする高速道路網の整備も予定されておりゲレンデとの距離はますます近くなっていることでしょう。

 

スキー・スノーボード人口と割合

 

 

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