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更新日:2020年3月26日

病虫研究室(Plant Pathology and Entomology Lab.)

 病虫研究室では,水稲・麦類・大豆・カンショ等に発生する病害虫防除技術に関する研究をしています。

 近年の地球温暖化やグローバル化などに伴い,新たに発生が懸念される病害虫の発生予察や防除技術の開発など,総合的な防除対策の確立に取り組んでいます。

Web版病害虫図鑑(ここをクリック)

水稲,麦類,大豆およびサツマイモの病害虫について,写真を中心に掲載しています。

主な研究課題

イネ縞葉枯病防除効率化のための試験・調査(平成30年~令和2年度)

  県西地域を中心に被害が発生しているイネ縞葉枯病の防除対策推進のため,病原ウイルスを媒介するヒメトビウンカの薬剤感受性を調査するとともに,新規農薬等による防除効果の検証や早期発生予察技術の開発を行います。

 

縞葉枯病ゆうれい症状

 ヒメトビウンカ成虫と幼虫

イネ縞葉枯病(発病株)

ヒメトビウンカ(左:雌成虫,中央:雄成虫,右:幼虫)

作物の主要病害虫の薬剤感受性調査 (平成30年~令和2年度) 

  効率的な病害虫防除のため,イネいもち病やダイズ紫斑病などの主要病害虫について,基幹防除薬剤に対する薬剤感受性低下の有無を明らかにします。

薬剤耐性サツマイモつる割病菌の蔓延防止対策および防除技術開発 (平成30年~令和4年度)

 近年発生を確認した薬剤耐性サツマイモつる割病菌の簡易検出技術を確立し,発生実態を明らかにして蔓延防止を図ります。また,薬剤耐性菌にも有効な新たな薬剤の実用化に向けた試験を行います。

サツマイモ内部品質異常の発生メカニズムの解明(令和元年~3年度)

 外観からでは判別できない内部品質異常(白腐病,内部褐変症)の発生メカニズムを明らかにします。

海外輸出のためのサツマイモ栽培・貯蔵技術の開発(平成29年~令和元年度)

 サツマイモの海外輸出にあたり,輸送中に発生する腐敗の原因を究明し,被害を低減する技術を確立するための試験を行います。

サツマイモ腐敗症状(リゾプス) サツマイモ腐敗症状(トリコデルマ)

                  サツマイモ貯蔵腐敗の様子

高品質食用・加工用サツマイモ品種の開発と病害虫防除技術の開発(平成27年~令和元年度)

 サツマイモ栽培で問題となるネコブセンチュウ類やつる割病等に対して,耐病虫性の強い品種を活用し,土壌くん蒸剤に頼らない病害虫管理技術を確立するための試験を行います。

 サツマイモネコブセンチュウ

サツマイモつる割病

サツマイモネコブセンチュウ

サツマイモつる割病(発病株)

 

新農薬実用化試験

新たに開発された農薬等を供試し,農薬登録に必要な病害虫に対する防除効果と実用性の検討を行っています。

病害虫発生予察

 農作物を安定生産するためには,被害を与える病害虫の防除を効果的かつ効率的に行うことが重要です。そこで,当研究室では水稲,麦類,大豆およびカンショの主要病害虫の発生状況を把握するために定期的に調査を行っています。

これまでに実施した研究課題(課題名のみ)

●緑肥作物を用いたサツマイモネコブセンチュウ防除技術の実証(平成28~30年度)
●蒸気消毒による麦類種子伝染性病害防除効果の検証(平成28~29年度)
●イネ縞葉枯病総合防除技術の確立(平成27~29年度)

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部農業総合センター農業研究所病虫研究室

茨城県水戸市上国井町3402

電話番号:029-239-7213

FAX番号:029-239-7306

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