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更新日:2022年3月1日
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玉里排水機場地区は、茨城県のほぼ中央部の小美玉市に位置し、120㏊の平坦な水田地域の湛水被害を防止のため、昭和52年に完了した施設です。しかし、経年劣化等による排水機能の低下により湛水被害が生じる恐れが出てきたことから、平成31年度からポンプ等の設備更新を実施しています。今年度は排水ポンプのオーバーホールの一環として、今回、ポンプを解体し内部を点検したので紹介します。
ポンプの羽とケーシングの隙間は0.75ミリメートルで、紙1枚が挟まる程度であり、さらに回転軸のブレを抑えるため手作業で羽を研磨し、緻密な調整を行っています。
今後、令和6年度までの工期で、電気設備、ゲート設備、機場屋根補修等を更新し、地域の排水被害の防止を担う施設として機能改修されます。
研修の様子(ポンプの内部)
更新前のポンプの回転部
更新したポンプの回転部
ポンプの全体像