令和元年度農業農村整備優良地区コンクールにおいて,「上小岩戸地区」が全国水土里ネット会長賞を受賞しました

上小岩戸地区は,県央農林事務所が平成22年度から畑地帯総合整備事業で整備を進めている小美玉市の畑地帯です。

整備にあたっては,磯辺実施協議会会長を始め地元の住民主導で計画の取りまとめや地権者調整を進めるとともに,担い手への集積を進めています。

区画の整備は概ね完了しており,かんしょやジャガイモの作付面積が大幅に増えたほか,新たにニラの生産者が地区内に参入しました。特に,品質に優れたニラは「美野里緑王」のブランド名で東京大田市場で高値で取引されています。また,焼き芋や干し芋の6次産業にも取り組む生産者も出てきています。

このような取り組みが評価され,上小岩戸地区は昨年度関東農政局の営農功労者表彰を授与されていましたが,今般,令和元年度の農業農村優良地区コンクールにおいて,全国水土里ネット会長賞を受賞することになりました。

この度の受賞が契機になって,他地域にも波及することを期待するとともに,県央農林事務所としましても事例を活用しながら新たな地区の整備を進めていきます。

（2020年7月1日）情報追加

また,全体での表彰式は,3月に東京都内で予定されていましたが,コロナ禍の影響により中止になったことから,7月1日に小美玉市長室において,茨城県土地改良事業団体連合会の島田穣一理事（小美玉市長・石岡台地土地改良区理事長）より実施協議会へ表彰状が授与されました。

全国水土里ネットHPにも掲載されています

http://www.inakajin.or.jp/eventinfo/tabid/197/Default.aspx（外部サイトへリンク）

上小岩戸地区

かんしょほ場

ブランドニラ美野里緑黄

表彰状授与式の様子