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アルコール問題関係(家族教室・専門相談等)

アルコールは飲みすぎると身体や心に害を及ぼします。アルコールをやめたくても,やめられない方はアルコール依存症となっている可能性があります。自分一人で考え込まずに是非相談してください。

トピックス

11月10日から11月16日までは「アルコール関連問題啓発週間」です(外部サイトへリンク)

 

アルコール依存症の特徴

否認の病気です

誰しも自分の抱える問題に向き合うことは辛いものです。「依存症じゃない。」「やめようと思えばいつでもやめられる。」こういった言葉の裏には,飲酒をすることで,自分の問題と向き合うことの辛さから自分を守るために「否認」をします。

様々な問題の原因となる

飲酒は肝機能障害や高血圧,糖尿病など,約60の病気の原因となります。また,病気だけではなく,飲酒運転,対人関係トラブル,暴力,借金,家庭内不和などの家庭・社会問題の原因ともなります。

慢性的で進行性の病気

慢性の病気なので,完治することは難しく,10年以上断酒をしていた人が1杯の酒から再び元の状態に戻ってしまうこともあります。

家族を巻き込む病気

家族は本人を心配するあまり,本人の問題に振り回されていきます。本人の事で頭がいっぱいになり,依存をやめさせようと説教や監視,尻拭いなどをしていきます。しかし,こうした行動は逆効果になることが多いです。家族が巻き込まれないように家族自身が依存症について良く知り,自分の健康に目を向けることが重要です。

回復できる病気

慢性的で進行性で家族や周囲を巻き込んでいく病気ですが,断酒を続けることで依存症ではない人と同じ生活を取り戻すことができます。そのためには自助グループに参加して断酒の仲間を作ることが大切です。依存症は完治はないが回復のできる病気です。

アルコール(酒害)特定相談・アルコール家族教室

相談には事前申し込みが必要です。実施日時は精神保健福祉センター(029-243-2870)にお問い合わせください。