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ページ番号:69151
更新日:2024年8月7日
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健康増進課で、難病対策と母子保健を主に担当しています。難病対策では、患者支援として相談や家庭訪問等の個別支援から研修会や交流会開催等の集団支援まで、幅広く取り組んでいます。また、医療機関や市町村、福祉等の関係者と難病患者の地域支援について協議する協議会を開催するなど、広域的な取り組みも行っています。母子保健では、市町村担当者と地域課題や新たな事業における各市町村の現状について検討する会議や、要支援妊産婦支援における関係機関との会議の企画・運営等を行っています。県の保健師は、個人をアセスメントする力も必要ですが、地域の健康課題解決のために必要なことを考えるといった広域的な視点を持つことが必要だと日々の業務の中で感じています。
私は、看護師経験をして県の保健師になりました。学校を卒業して時間が経っていたことや初めての保健師業務や事務仕事ができるのかなど、たくさん不安がありました。県では、新任期、中堅期等のキャリアラダーに合わせた研修を受けることができ、着実に保健師としてステップアップすることができます。また、フレッシュマントレーナー(教育担当)を一人ひとりに付けてもらえるため、分からないこと等相談に乗ってもらえたので安心して業務に取り組むことができました。また、産休・育休を取得している先輩方も多く、時差出勤や在宅ワーク、今年度からフレックスタイム制も導入されており、それぞれのライフステージに合わせた働き方ができるため、長く働きつづけることができると思っています。
病院で看護師経験を積んでから茨城県へ入職したことで、疾患への理解や医療機関への理解がしやすいことや、業務によって採血を行うことがあるため経験を活かして働くことができていると思います。しかしながら、私と同期の保健師は全員看護師経験がありません。看護師経験の有無は、保健師業務を行っていくうえで、必須ではないと感じています。