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ページ番号:69153
更新日:2024年7月3日
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保健指導課では、感染症業務を主に担当しています。感染症業務は、平常時の対応と感染症発生時の対応の2つに分かれます。平常時は、感染症に係る相談対応や巡回による現地指導、感染症の発生情報の把握・周知など、感染症予防活動や感染症発生に備えた体制づくりを行っています。感染症発生時は、感染症法に基づく届け出の受理や疫学調査、医療機関との連絡調整を行い、二次感染予防のための保健指導を行っています。日々の業務を通して、他職種や住民と連携し、情報収集・分析することが、地域の感染症対策につながると感じています。
私は、看護師としての病院勤務を経て、県の保健師になりました。看護師として働いているうちに、患者さんやご家族が、地域でどのような生活を送っているのかが気になり始めたからです。社会福祉サービスは行き届いているか、仕事や家庭と治療の両立はできているか、そう感じたことが強く心に残り、広域的に地域をみることができる県の保健師に転職することを決めました。
私は、育児をしながらの転職だったため、仕事と両立できるかどうかの不安もありました。県職員の福利厚生では、時差出勤や時短勤務など活用できる制度があります。また、年休や夏季休暇も取りやすく、家庭の予定も立てやすいです。子育てと仕事の両立は大変ですが、福利厚生を活用しながら働き続けることができます。
感染症の業務では、病院での治療の流れや患者対応が把握しやすいなど、看護師の経験が活かされた場面もありました。一方で、地域全体をみる視点や、組織の体制づくりなど、保健師として働いて初めて培う経験もたくさんあります。看護師経験があってもなくても、保健師で働くやりがいや楽しさは変わらないかなと思います。