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ページ番号:70713
更新日:2024年12月9日
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薬剤耐性とは、感染症の原因となる病原菌に抗菌薬(抗生物質)が効かなくなることをいいます。
体の中に入った細菌(病原菌)が病気を引き起こした時には、処方された抗菌薬を飲んで治療しますが、病原菌だけでなく、体の中にいる害のない細菌も一緒に排除してしまいます。
その際に抗菌薬(抗生物質)から逃れるため、病原菌が耐性をもった「薬剤耐性菌」に変化することがあります。この薬剤耐性菌が増えると、これまで抗菌薬を飲めば治っていた感染症が治りにくくなり、他の病気の治療にも影響が出ることがあります。
※政府広報オンライン作成資材を引用
現在、薬剤耐性によって世界で年間70万人が死亡しています。
抗菌薬を正しく飲まないと、体の中に病原菌が残って変化し、薬剤耐性菌が発生する可能性があります。
また、抗菌薬は、多くの風邪やインフルエンザの原因であるウイルスには効きません。必要のない抗菌薬の服用は、薬剤耐性菌の発生につながるのでご注意ください。
抗菌薬は医師の指示通り飲み切りましょう!
途中で止めない!
勝手に量や回数を変更しない!
他の人にあげない!もらわない!