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更新日:2025年4月14日

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 百日咳に注意しましょう!

全国で百日咳の報告数が増加しています。県内においても、報告数が増加しています。特に、2025年1月から3月中旬までに報告のあった症例の年代は10代が全体の72%と全数把握開始となった2018年以降最も高い割合となっています。「換気」「手洗い・手指消毒」「咳エチケット」などの基本的な感染対策を徹底しましょう。手洗いの励行や咳エチケットなどの基本的な感染対策が重要です。また、百日咳の予防には予防接種(5種混合ワクチン等)が有効です。生後2か月から予防接種法に基づく定期接種を受けることができるため、計画的に接種しましょう。

感染症流行情報(週報)(茨城県)

1.百日咳ってどんな病気?

2.百日咳の症状

3.百日咳の感染経路

4.予防するには

 

1. 百日咳ってどんな病気?

百日咳は、百日咳菌(Bordetella pertussis)によって引き起こされる急性呼吸器感染症です。特有の発作性けいれん性の咳(痙咳:けいがい)が特徴で、いずれの年齢でも感染しますが、小児が中心となっています。特に生後6か月以下の乳児では重症化しやすく、まれに死に至ることもある疾患です。

2. 百日咳の症状
7~10日の潜伏期間を経たのち、カタル期、痙咳(けいがい)期、回復期の3つの経過をたどります。回復までに約2~3カ月かかります。
〇カタル期(約2週間):7~10日程度の潜伏期間の後、風邪症状で始まり、徐々に咳の回数が増え、咳の程度も激しくなります。

〇痙咳(けいがい)期(約2~3週間): 特有の発作性けいれん性の咳(短い咳が連続的に起こり、息を吸うときに笛の音のようなヒューという音がでる)が出現します。非発作時は無症状ですが、夜間の発作が多いです。
〇回復期(約2~3週間):徐々に激しい発作がなくなり、発症から2~3か月で回復します。

3. 百日咳の感染経路

主な感染経路は飛沫感染・接触感染です。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌を吸い込んだり、手指を介して自分の鼻や口に触れることで感染します。

4. 予防するには

「換気」「手洗い・手指消毒」「咳エチケット」などの基本的な感染対策を徹底しましょう。また、予防接種(定期接種)の対象となる生後2ヶ月以上7歳6ヶ月未満の方で、まだ接種が済んでいない方は早めに接種しましょう。

 

詳細は下記ページをご確認ください。

茨城県百日咳とは

茨城県百日咳の報告数が増加しています

このページに関するお問い合わせ

保健医療部日立保健所保健指導課

〒317-0065 茨城県日立市助川町2-6-15

電話番号:0294-22-4196

FAX番号:0294-24-5132

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