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更新日:2025年2月4日

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免疫力を高めましょう!

  1. 感染症にかかった後の免疫力低下に注意
  2. 免疫力を高める生活のポイント

感染症にかかった後の免疫力低下に注意

インフルエンザは12月中旬から年末年始にかけてピークを迎え、2025年第3週時点で定点あたり報告数は茨城県平均19.34(日立保健所管内24.45)まで減少しました。

また、新型コロナウイルス感染症についても年末年始にかけて増加傾向でしたが、2025年第3週時点で定点あたり報告数は茨城県平均8.53(日立保健所管内12.73)と減少傾向です。

しかし、インフルエンザの流行警報は続いており、引き続き注意が必要です。

感染症情報センター/茨城県

インフルエンザ流行情報(2024-2025シーズン)/茨城県

2024年~2025年第3週インフルエンザ・COVID-19定点あたり報告数

冬は寒さや乾燥によって免疫力が低下しやすい季節です。

特に感染症に罹患した後は体力が消耗し、食欲低下による栄養不足、ストレス、睡眠不足等が重なり免疫力が低下します。

免疫力を高める生活を心がけるようにしましょう。

 

免疫力を高める生活のポイント

(1)栄養バランスの取れた食事を摂る

免疫アップには栄養が重要です。
特に以下の栄養素の摂取を意識しましょう。
  • タンパク質(免疫細胞の材料)→鶏肉、魚、大豆製品、卵
  • ビタミンC(抗酸化作用)→柑橘類、パプリカ、ブロッコリー
  • ビタミンD(免疫調整)→鮭、きのこ類、卵黄、日光浴
  • 亜鉛(免疫細胞の活性化)→牡蠣、牛肉、ナッツ
  • 発酵食品(腸内環境を整える)→ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌

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腸には免疫細胞の約70%が集まっているため、腸内環境を整えることが免疫力アップにつながります。

 

(2)水分補給をしっかりする

喉や鼻の粘膜を潤すことでウイルスの侵入を防ぎます。

白湯やハーブティーなどを取り入れると、消化にも優しくおすすめです。

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(3)睡眠をしっかりとる

睡眠中に免疫細胞が活性化されるため、睡眠不足は免疫力低下の大きな原因になります。
質の良い睡眠は、免疫力アップに不可欠です。

  • 7~9時間の睡眠を目指す
  • 寝る前にスマホやPCを控える(ブルーライトを避ける)
  • リラックスできる環境を整える(暗めの照明、静かな環境)
  • 寝室の温度・湿度を快適に保つ(18〜22℃、湿度50〜60%)
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(4)適度な運動を取り入れる

運動は血流を促し、免疫細胞が全身に行き渡るのを助けます。
無理のない適度な運動を心がけましょう。

  • 1日30分程度の軽い運動(ウォーキング・ストレッチなど)
  • 無理のない範囲での筋トレ(スクワット、プランクなど)
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(5)体を温める

体温が下がると血流が悪くなり、免疫力の低下につながります。
体を温める習慣をつけましょう。
  • 湯船に浸かる(38~40℃で10~15分)
  • 冷たい飲み物を控え、温かい飲み物をとる(白湯、しょうが湯など)
  • 靴下や腹巻きを使用する
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(6)ストレスをためない

ストレスが続くとコルチゾール(ストレスホルモン)が増え、免疫細胞の働きを弱めます。
自分に合ったストレス解消法をみつけて気分転換し、ストレスがたまらないようにしましょう。

  • 深呼吸や瞑想をする
  • 好きな音楽を聴く・アロマを活用する
  • 趣味の時間を作る
  • 自然の中を歩く(森林浴など)

 

(7)笑う・ポジティブな気持ちを持つ

笑うことで免疫細胞が活性化し、免疫力アップにつながります。

日常的にお笑いを観たり、楽しい会話をすること等、笑って過ごせる時間を楽しむことも大切です。

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これらの生活を意識することで、日常的に免疫力を高め、感染症や病気に強い体を作ることができます。

できることから始めていきましょう。

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このページに関するお問い合わせ

保健医療部日立保健所保健指導課

〒317-0065 茨城県日立市助川町2-6-15

電話番号:0294-22-4196

FAX番号:0294-24-5132

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