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ページ番号:72071
更新日:2025年4月9日
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百日咳に注意しましょう!(一般向けリーフレット)(PDF:545KB)
百日咳菌に感染した人の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる菌を吸い込むこと(飛沫感染)や、菌が付着した手で、目、口、鼻の粘膜に触れること(接触感染)により感染します。
7~10日の潜伏期間を経たのち、カタル期、痙咳(けいがい)期、回復期の3つの経過をたどります。回復までに約2~3カ月かかります。
成人の百日咳では、咳が長期にわたって持続するものの、典型的な症状がみられないために診断が見逃されやすく、感染源となって周囲へ感染を拡大してしまうこともあるため、注意が必要です。
百日咳の予防には、ワクチン接種が有効です。生後2カ月から予防接種法に基づく接種が受けられますので、計画的に接種しましょう。
予防接種による免疫効果は4~12年で減弱します。最終接種後、時間経過とともに、接種歴がある人も感染することがあります。
また、手洗い、マスク着用、咳エチケットなどの基本的な感染対策も重要です。