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ページ番号:72661
更新日:2025年6月3日
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2025年4月7日から急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスが始まりました。
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)または下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を呈する病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。感染症法上の5類感染症に位置付けられ、定点サーベイランスの対象になりました。
急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスは、症例定義に一致する患者数の発生を把握する症候群サーベイランスです。流行しやすい急性呼吸器感染症の流行の動向を把握すること、未知の呼吸器感染症が発生し増加し始めた場合に迅速に探知することを目的としています。
咳嗽(がいそう)、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁(びじゅう)、鼻閉(びへい)のいずれか1つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
急性呼吸器感染症定点医療機関で診断された患者報告数は、週報にて情報還元します。
急性呼吸器感染症病原体定点医療機関において、急性呼吸器感染症と診断された患者から採取された検体は、茨城県衛生研究所にて下記12項目の検査(遺伝子検査)を行います。
A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、SARS-CoV-2、ヒトパラインフルエンザウイルス1~4、RSウイルスA型/B型、ヒトメタニューモウイルス、ライノ/エンテロウイルス、アデノウイルス
病原体検出情報はこちらをご覧ください。
茨城県保健医療部疾病対策課ホームページ【定点医療機関の皆さんへ】急性呼吸器感染症サーベイランスについて