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ページ番号:66040
更新日:2026年5月15日
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ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることで感染する感染症です。野外作業、農作業、キャンプ等のレジャー活動で山林や草むらに立ち入ると、ダニに刺されることがあります。これからの季節はダニの活動が活発となるため注意が必要です。


つつが虫病(国立健康危機管理研究機構HP)(外部サイトへリンク)
日本紅斑熱(国立健康危機管理研究機構)(外部サイトへリンク)重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(国立健康危機管理研究機構HP)(外部サイトへリンク)
屋外での活動時には、長袖・長ズボン・帽子・手袋を着用、首にタオル巻くなどして、腕・足・首などの肌の露出を少なくしましょう。
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| 出典:厚生労働省ホームページ:ダニ媒介感染症 |
帰宅時には服にマダニが付着していないか確認しましょう。明るい色の服をきていると、マダニを目視で確認しやすくなります。
シャワーや入浴でマダニに刺されていないかを確認しましょう。特にわきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)に注意してください。
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| 出典:厚生労働省ホームページ:ダニ媒介感染症 |
また、マダニはヒト以外にもイノシシやシカなどの野生動物、ネコ、イヌなどのペットも吸血します。中でもSFTSウイルスは、感染したネコやイヌからヒトへの感染も報告されており、ペット用ダニ駆除剤の使用や散歩後にはペットも一緒にマダニの付着をチェックすることも感染予防につながります。
マダニに刺されても自覚症状がないことが多く、気が付かない場合が多いとされています。皮膚に吸着したマダニを無理に取ろうとすると、マダニの一部が皮膚内に残って化膿してしまうことがあります。マダニに刺されたら無理に取らず、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)を受けてください。
マダニを除去した後は、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱などの症状がある場合には医療機関で診察を受けてください。またその際は、屋外で活動した日時と場所などを医師に伝えるようにしましょう。
茨城県内では、ヒトの刺症例が報告されているキチマダニ、ヤマアラシチマダニ、タカサゴキララマダニなどが広く生息していることがわかっています。生息場所は山林だけではなく、畑、公園、庭の草むらなど日常生活で出入りする身近な場所に生息している場合もあります。
県内のマダニ調査では、ヤマアラシチマダニやタカサゴキララマダニが特に4~7月に多く採取されました。これらのマダニは、マダニ媒介感染症を引き起こす病原体を保有することがわかっています。ほぼ1年を通してマダニは活動していますが、活動が活発化する春から夏にかけては特に注意する必要があります。

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ヤマアラシチマダニ(成虫) ※幼虫、若虫の体長:約1~3mm |
タカサゴキララマダニ(成虫) ※幼虫、若虫の体長:約1~3mm |
| <撮影:茨城県衛生研究所> | |