感染症流行情報(週報)
最新情報


週報の掲載は,原則毎週木曜日16時以降の予定です。ただし,祝日等の関係により,掲載日が木曜日以降となる場合があります。
また,年末年始やゴールデンウイーク等の場合は前もって掲載予定日をお知らせいたします。
週報発行後に修正があった場合は、
- 2025年週別・全国・茨城県・保健所別定点あたり報告数
- 2025年週別・全国・茨城県・保健所別患者報告数
- 2025年週別・茨城県・保健所別・年齢区分別患者報告数
に毎週反映されますので、こちらをご覧ください。
2025年32週の動向 |
全数把握対象疾患 報告数
- 2類感染症:結核 8件
- 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 2件
- 4類感染症:重症熱性血小板減少症候群 1件
- 5類感染症:急性脳炎 1件、梅毒 2件、百日咳 164件
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今週のコメント |
<重症熱性血小板減少症候群>
第32週に県内で初めて重症熱性血小板減少症候群(SFTS)症例の報告がありました。2025年の全国の報告数は、8月3日までに124件と、すでに昨年1年間の累計報告数120件を上回っており、例年より報告数が増加しています。
SFTSは、主にSFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。草むらなどに立入る場合は、肌の露出を避け、忌避剤(虫よけ剤)を使用しましょう。また、SFTSウイルスに感染した動物との接触により感染することもあります。野生動物やペットとの過剰なふれあいを避けるようにしましょう。
詳しくは、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう」をご覧ください。(感染症情報センターホームページ)
<新型コロナウイルス感染症(COVID-19)>
定点当たり報告数は8.29と、8週連続で増加しました。全国でも増加傾向にあり、引き続きその動向には注意が必要です。
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2025年週報一覧
これまでの流行情報(週報)
参考情報
新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(外部サイトへリンク)(厚生労働省)
インフルエンザに関する報道発表資料2023/2024シーズン(外部サイトへリンク)(厚生労働省)
衛生研究所における病原体検出情報